特許
J-GLOBAL ID:200903015014554427

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-312377
公開番号(公開出願番号):特開平5-150037
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 将来のレーダに要求される目標の多様化への対応に備え、従来の信号処理機能になかった垂直方向に運動する目標の速度を算出する。【構成】 アレイアンテナのアンテナ素子のうち方位角が同一で仰角の異なる任意の2アンテナ素子について各受信信号の位相を求める位相算出部6と、そのアンテナ2素子間の受信信号の位相差を算出する位相差算出部7と、位相差の単位時間当たりの変化量により垂直方向に運動する目標の速度を算出する垂直方向速度算出部8より主に構成される。【効果】 DBFの特徴を生かし、アレイアンテナのアンテナ素子毎の受信信号を利用し垂直方向に運動する目標の速度を信号処理部において迅速に算出できる。
請求項(抜粋):
目標からの電波を受信するアレイアンテナと、前記アレイアンテナの各アンテナ素子に設けられた受信機と、前記各受信機から出力されるアナログ受信信号をディジタル受信信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を入力としディジタルビーム形成を行なうディジタルビーム形成部と、前記ディジタルビーム形成部の出力結果より目標検出を行なう目標検出部と、前記A/D変換器の出力のディジタル受信信号のうち方位角が同一で仰角の異なる任意の2素子の受信信号について時刻t1,t2,......,tn(t1<t2<......<tn)における位相を算出する位相算出部と、前記2素子に対する各位相算出部の算出結果より時刻t1,t2,......,tn(t1<t2<......<tn)における2素子間の位相差を算出する位相差算出部と、前記位相差算出部の出力を遅延させる垂直方向速度算出部の中の遅延器と、前記位相差算出部の出力と前記遅延器の出力との差を求める垂直方向速度算出部の中の位相差変化量算出部と、前記位相差変化量算出部の出力に前記目標検出部より出力される目標の距離および前記遅延器による遅延時間の逆数ならびに定数を乗算し演算結果を後段の信号処理部または目標情報処理部へ出力する垂直方向速度算出部の中の微分演算部とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。
IPC (2件):
G01S 13/58 ,  G01S 7/02

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