特許
J-GLOBAL ID:200903015020958289

繊維系ワディング材およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-135830
公開番号(公開出願番号):特開平8-000851
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】伸縮性を有し、耐熱性、耐久性、クッション性の優れた蒸れ難い、クッション用ワディング材に最適な繊維系ワディング材と製法及び繊維系ワディング材を用いた布団、家具、ベッド、車両用クッション等の製品を提供することを目的とする。【構成】潜在巻縮能に基ずく細かい立体巻縮を発現した巻縮繊維と熱可塑性弾性樹脂を熱接着成分とした複合構造を有する熱接着繊維とが開繊混合され、該巻縮繊維同士及び該熱接着繊維とが立体巻縮により絡まり三次元構造化されて、該熱接着繊維との接触点の大部分が熱接着成分により融着一体化されて両面が実質的にフラット化され、熱可塑性弾性樹脂からなる成分を示差走査型熱量計で測定した融解曲線に室温以上融点以下の温度に吸熱ピークを持つ繊維系ワディング材とその製法である。
請求項(抜粋):
熱可塑性非弾性樹脂からなる繊度が1〜10デニ-ルの潜在巻縮能に基づく立体巻縮を発現した巻縮繊維と1〜6デニールの熱可塑性弾性樹脂を熱接着成分とした熱接着複合繊維とが開繊混合され、前記巻縮繊維同士あるいは接巻縮繊維と熱接着繊維とが立体巻縮により絡まって三次元構造化され、熱接着繊維同志あるいは熱接着繊維と巻縮繊維の接触点の大部分が融着一体化された構造体であり、該構造体は両面が実質的にフラット化されており、厚みが1〜30mm、見掛け密度が0.01〜0.10g/cm3 であり、熱可塑性弾性樹脂成分は、示差走査型熱量計で測定した融解曲線に室温以上融点以下の範囲に吸熱ピークを有することを特徴とする繊維系ワディング材。
IPC (5件):
B68G 1/00 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/48 ,  D04H 1/50 ,  D04H 1/54
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 複合繊維
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069081   出願人:株式会社クラレ
  • 難燃性車両用座席
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-141463   出願人:東洋紡績株式会社
審査官引用 (2件)
  • 複合繊維
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069081   出願人:株式会社クラレ
  • 難燃性車両用座席
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-141463   出願人:東洋紡績株式会社

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