特許
J-GLOBAL ID:200903015031950085

下地層付き基板、磁気記録媒体及び磁気記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 喜十郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-313172
公開番号(公開出願番号):特開2001-134928
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 ノイズが小さく高密度記録に適した磁気記録媒体、及びその媒体を備える磁気記録装置を提供する。【解決手段】 本発明の磁気記録媒体は、基板上に、下地層、磁性層、保護層をこの順に備える。下地層はECRスパッタ法により形成したMgO-SiO2膜で、MgOである正六角形の結晶粒子12が、均等な幅の結晶粒界部14で隔てられたハニカム構造を有する。磁性層は、磁性粒子を結晶粒子12上から、同時に非磁性の境界部を粒界部14からエピタキシャル成長させ、形成する。これにより、下地層のハニカム構造を反映させた磁性層の形成ができるため、磁性粒子径及びその分布を制御し、磁性粒子間の磁気的相互作用を減らすことができる。これらの層を持つ磁気記録媒体は、ノイズや熱揺らぎが少なく、40Gbits/inch2を超える超高密度記録が可能となる。
請求項(抜粋):
下地層付き基板であって、剛性を有する基板と;上記基板上に形成された下地層と;を備え、上記下地層が、酸化マグネシウムから形成された六角形状の結晶粒子と、該結晶粒子を取り囲む酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタル及び酸化亜鉛からなる群から選ばれた少なくとも1種類の酸化物を含む結晶粒界部とから構成され、該結晶粒子が基板面に平行な面内においてハニカム状に配列した構造を有することを特徴とする下地層付き基板。
IPC (2件):
G11B 5/738 ,  G11B 5/64
FI (2件):
G11B 5/738 ,  G11B 5/64
Fターム (6件):
5D006BB01 ,  5D006BB07 ,  5D006CA01 ,  5D006CA05 ,  5D006CA06 ,  5D006EA03

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