特許
J-GLOBAL ID:200903015032274784

複合繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240220
公開番号(公開出願番号):特開平5-059616
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】弾性性能に優れ、且つその耐候性、耐熱性、耐塩素性といった耐久性も良好な繊維製品を得るに適した複合繊維を提供する。【構成】主としてフタル酸類とC6 〜12の脂肪族α,ω-ジオールとからなるポリエステルセグメント(A)と、主として芳香族ジカルボン酸とC2 〜4 の脂肪族α,ω-ジオール又は1,4-シクロヘキサンジメタノールとからなるポリエステルセグメント(B)とから構成されるポリエステルブロック共重合体(I)、及び主としてテレフタル酸又は2,6-ナフタレンジカルボン酸とC2 〜4 の脂肪族α,ω-ジオールとからなるポリエステル(II)、を複合紡糸してなる複合繊維であって、前者は繊維表面に露出し且つ断面積比率が5〜95%である複合繊維。
請求項(抜粋):
フタル酸類を主たる酸成分とし炭素数6〜12の脂肪族α,ω-ジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルセグメント(A)と、芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分とし炭素数2〜4の脂肪族α,ω-ジオールまたは1,4-シクロヘキサンジメタノールを主たるグリコール成分とするポリエステルセグメント(B)とからなり、下記(a)及び(b)を満足する、融点が150〜220°Cのポリエステルブロック共重合体(I)と、(a)ポリエステルセグメント(A)を構成する成分を重縮合して固有粘度0.4以上のポリエステルとした時の融点が50°C未満もしくは非晶性であること、(b)ポリエステルセグメント(B)を構成する成分を重縮合して固有粘度0.4以上のポリエステルとした時の融点が180°C以上であること、テレフタル酸または2,6-ナフタレンジカルボン酸を主たる酸成分とし炭素数2〜4の脂肪族α,ω-ジオールを主たるグリコール成分とするポリエステル(II)とからなる複合繊維であって、前記ポリエステルブロック共重合体(I)が該複合繊維の横断面の5〜95面積%を占め、且つその少なくとも一部が繊維表面に露出していることを特徴とする複合繊維。
IPC (7件):
D01F 8/14 ,  C08G 63/189 NNB ,  C08G 63/199 NNC ,  D02G 1/00 ,  D02J 1/22 ,  D04B 1/16 ,  D04B 21/00

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