特許
J-GLOBAL ID:200903015041804265

AC/DC変換装置の制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-336295
公開番号(公開出願番号):特開平8-228483
出願日: 1988年06月24日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】交流入力電流の低次高調波成分を低減させつつ、交流電流から直流電圧源作り出すAC/DC変換装置の整流回路において、前記の掛算器を新設の変調器と平均化回路とに置換えることにより、制御回路を低価格で、調節要素の不要なものとする。【解決手段】基準正弦波と直流出力電圧調節器の出力量との積を掛算器を用いて得る代わりに基準正弦波を既存の変調信号を用いてパルス列信号に変換し、このパルス列信号により直流出力電圧調節器の出力量を平均化することにより得る。
請求項(抜粋):
正弦波の交流電源の電圧から整流手段とスイッチング手段を介して直流出力電圧を得るAC/DC変換装置であって、前記直流出力電圧と所定の電圧指令値とを比較し、前者を後者に一致させるような直流信号(以下出力電圧調節信号という)を出力する電圧調節手段、前記出力電圧調節信号に比例する振巾と、前記交流電源の周波数(以下電源周波数という)とを持つ正弦波信号(以下電流指令値という)を出力する電流指令値出力手段、前記交流電源から前記整流手段へ供給される入力電流と前記電流指令値とを比較して、前者を後者に一致させるような振巾と、前記電源周波数とを持つ信号(以下入力電流調節信号という)を出力する電流調節手段、所定の振巾の三角波の搬送信号を発生する搬送信号発生手段、前記入力電流調節信号と前記搬送手段との比較に基づいてパルス巾変調されたパルス列を生成し、このパルス列を前記スイッチング手段へ与えて前記の断続を行わせるスイッチング駆動手段、を備えたAC/DC変換装置において、前記電流指令値出力手段は、所定の振巾および位相ならびに前記電源周波数を持つ正弦波信号と前記搬送信号との比較に基づいてパルス巾変調されたパルス列を生成する変調手段と、該パルス列の各パルス巾にそれぞれ比例するパルス巾および前記出力電圧調節信号に比例する波高値を持つ新たなパルス列を生成したうえ、該パルス列を平滑化してなる前記電源周波数の信号を前記電流指令値とする平均化手段と、を備えることを特徴とするAC/DC変換装置の制御回路。
IPC (3件):
H02M 7/217 ,  H02M 3/155 ,  H02M 7/06
FI (3件):
H02M 7/217 ,  H02M 3/155 F ,  H02M 7/06 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-321862

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