特許
J-GLOBAL ID:200903015043927631

超高塔状タワーの基礎構造及びその施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-376347
公開番号(公開出願番号):特開2001-164582
出願日: 1999年12月06日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】敷地面積を小さく抑えることが可能な塔状比5以上の超高(例えば、高さ300m以上)塔状タワーの基礎構造等を提供する。【解決手段】地盤10の超高塔状タワー30の下部の周囲部に、上端を地表面とほぼ一致させて支持地層11中に根入れした閉鎖断面の外周連続地下壁杭21が構築され、この壁杭21の内側に、上端を少なくともマットスラブの厚さだけ地表面より下げて支持地層11中に根入れした閉鎖断面の内部連続地下壁杭22又は多数の内部現場打ち柱状コンクリート杭が構築され、壁杭21の上部の内側の前記壁杭22又はコンクリート杭の上側に、これらと一体に鉄筋コンクリート造にてマットスラブ25が構築され、このマットスラブの上方又は外周連続地下壁杭及びマットスラブの上方に、塔状比5以上の超高塔状タワーがその下部を基礎21,25に連結して構築される。【効果】基礎の鉛直剛性及び回転剛性が向上し、長期の大荷重、風による転倒、及び地震時の転倒に対して、超高塔状タワーの安全性を確保できる。
請求項(抜粋):
地上に立設される超高塔状タワーを支持するための地下に構築される基礎構造において、超高塔状タワーが立設される地盤の領域の前記タワーの下部の周囲部に、上端を地表面とほぼ一致させて地盤の支持地層中に根入れした鉛直な地中連続壁からなる閉鎖断面の外周連続地下壁杭が構築され、この外周連続地下壁杭の内側に、上端を少なくしもマットスラブの厚さだけ前記地表面より下げて地盤の支持地層中に根入れした鉛直な地中連続壁からなる閉鎖断面の内部連続地下壁杭又は多数の内部現場打ち柱状コンクリート杭が構築され、外周連続地下壁杭の上部の内側の内部連続地下壁杭又は各内部現場打ち柱状コンクリート杭の上側に、外周連続地下壁杭及び内部連続地下壁杭又は内部現場打ち柱状コンクリート杭と一体にマットスラブが構築され、このマットスラブの上方又はマットスラブ及び外周連続地下壁杭の上方に塔状比5以上の超高塔状タワーが構築され、この超高塔状タワーの下部が、マットスラブ及び外周連続地下壁杭に或いはマットスラブ又は外周連続地下壁杭に連結されていることを特徴とする超高塔状タワーの基礎構造。
Fターム (1件):
2D046DA11
引用特許:
審査官引用 (2件)

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