特許
J-GLOBAL ID:200903015055687679

自動車のドア開閉機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-075518
公開番号(公開出願番号):特開平8-270291
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 1個のモータでラッチのフルラッチとフルラッチ解除との両方を行うことができる自動車のドア開閉機構の開示【構成】 ラッチ37をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回転させるクローズレバー40を駆動するギア48に,ラッチ37をロック解除位置に戻すオープンレバー42がロッド55を介して連結され,ギア48の上側にクローズレバー40に連結される第1連結孔61が形成され,ギア48の下側にオープンレバー42に連結される第2連結孔62が開口され,第1連結孔61,第2連結孔62のいずれも回転方向に延びる長穴とされ,クローズレバー40を引くときオープンレバー42は回転せず,オープンレバー42を引くときクローズレバー40は回転しないので,ギア48の回転方向制御により,オープンレバー42とクローズレバー40の回転制御を1つのモータ50で行うことを特徴とする自動車のドア開閉機構。
請求項(抜粋):
車体のドアの側端部に,ドアの室内側壁に沿う方向からドアの厚さ方向に折曲がる縦板部と,この縦板部の上部からほぼ水平に折れ曲がる横板部とを有するベースが設けられ,前記縦板部の折曲部に車体のドア用開口部から突出するストライカの係合穴が形成され,前記縦板部の係合穴の上部に,前記ストライカ用の切欠きを有するラッチが前記ストライカの導入位置に復帰するように付勢されて軸支され,前記係合穴の下部に前記ラッチに摺接するロック爪が軸支され,前記ラッチ上部にはラッチをロック方向に回転させる突出部が突設され,前記ロック爪は前記ラッチに対して付勢され,前記ラッチと前記ロック爪は,前記係合孔と前記ラッチの切欠きが揃って開放されて,ロック爪が切欠きに進入する前のドア開き状態と,前記ストライカの進入によりラッチが回って切欠きにロック爪が進入したハーフラッチ状態と,前記ロック爪が前記切欠きを越えたフルラッチ状態とにおいて係合し,前記ベースの横板部に,前記ラッチのハーフラッチ時に突出部の後に位置して前記ラッチを前記ハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで押圧回転させるクローズレバーが設けられ,前記ベースの縦板部に,前記ロック爪を前記ラッチから離す方向に回動させてラッチをドア開き状態に復帰させるオープンレバーが設けられている自動車のロック機構において,前記クローズレバーと第1連結手段を介して連結され,前記クローズレバーを前記ハーフラッチ状態からフルラッチ状態側への正転方向に回転させるギアが,回転開始前の中立位置から更に逆転方向に回動可能に設けられ,前記ギアには前記オープンレバーを前記ロック爪のドア開き方向に回動させる第2連結手段が連結され,前記ギアの第1連結手段の第1連結孔と前記ギアの第2連結手段の第2連結孔とは,前記ギアが前記クローズレバーを引いてラッチをフルラッチ方向に回すときに,前記ギアとオープンレバーとがフリーになり,前記ギアがオープンレバーを回して前記ロック爪をラッチから離すときに,前記ギアとクローズレバーがフリーとなるように,第1連結孔と第2連結孔とが共に長穴に形成されていることを特徴とする自動車のドア開閉機構。
IPC (3件):
E05B 65/20 ,  B60J 5/00 ,  E05B 65/32
FI (3件):
E05B 65/20 ,  B60J 5/00 M ,  E05B 65/32

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