特許
J-GLOBAL ID:200903015056212437

パターン化されたポストを有するマイクロチャネルを用いた細胞分離

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-551296
公開番号(公開出願番号):特表2008-526251
出願日: 2006年01月05日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
細胞を体液もしくは他の液体試料から分離または単離するためのマイクロフローデバイス(11、71)は、直線的な流れが横断ポスト(23、81)のパターンによって妨げられる流路を用いる。ポストは、流路内の拡大した収集チャンバー領域(17、75)の幅いっぱいに間隔をあけて置かれ、その上面と下面との間に延びる;それらは直線的表面を有し、横断面は曲線状、例えば円形または涙滴形であり、層流を乱すためにランダムに配置されている。デバイスは、その下面が水平面に対して約45 ゚に整列するような向きに置かれる。親水性コーティング、好ましくはイソシアネート部分を含む透過性ヒドロゲルを介して収集領域の表面に付着されたAbなどの隔離剤は、液体試料の残りを水平方向に流出させながら細胞または他の標的とする生体分子を捕捉するのに非常に有効である。
請求項(抜粋):
以下の段階を含む、細胞などの生体分子を体液または他の液体の試料から分離するための方法: 標的生体分子を含むこのような試料をマイクロフローデバイス内の流路に沿って流入口から流出口まで下流へと流す段階であって、流路が断面積の拡大した収集領域を含むマイクロチャネル配列を含み、その間、デバイスを該流路収集領域が水平面に対して約30 ゚〜約60 ゚の角度に整列するような向きに置く段階、 流れている試料から標的生体分子を、 (a)該領域内に設置された複数の分離ポストによってこのような流れを遮断する結果として、該収集領域を通る液体の直線的な流れを妨げる段階であって、ポストが該マイクロチャネルの上面または下面と一体化されてそこからその反対面へ延びており、該ポストが該流路を横断して延び、かつ該収集領域をまたいで側方に延びてそこを通る直線的な流れおよび層流を妨害する不規則なパターンで設置されており、該ポストを含む該収集領域の全ての表面が隔離剤(sequestering agent)を表面に担持している段階、および (b)該不規則なポストによる流れの乱れおよび重力に起因する力ベクトルの結果として、流れている液体試料中に見出される標的生体分子を標的分子を隔離剤と結合させることによって収集領域内の表面上に捕捉する段階であって、ベクトルが該収集領域の該下面に対して鋭角に整列する段階、 によって分離する段階、ならびに 液体試料の残りを流出口を通して排出する段階。
IPC (3件):
C12M 1/00 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 37/00
FI (3件):
C12M1/00 Z ,  C12Q1/02 ,  G01N37/00 101
Fターム (10件):
4B029AA09 ,  4B029HA05 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR48 ,  4B063QR54 ,  4B063QR77 ,  4B063QS33 ,  4B063QS39
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 米国特許出願第2004/038315号
  • 米国公開特許出願第2002/132316号
  • 米国特許第6,074,827号
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審査官引用 (2件)

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