特許
J-GLOBAL ID:200903015057426970
超音波診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-312288
公開番号(公開出願番号):特開平7-163569
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】本発明は、送信多段フォーカス機能を有する超音波診断装置に関し、スクリーニングを行う際に、操作者によらず常に高分解能な画像を提供し、診断ミスを防ぎ、これにより超音波診断装置の信頼性ならびに性能向上を図る。【構成】送信フォーカス段数に応じ、さらに好ましくは各超音波探触子で使用する周波数ならびに各超音波探触子の形状(リニア、コンベックス、セクタ等)に応じ、最適化された領域の大きさと送信フォーカス位置をROMデータとして用意し、操作者が設定した送信フォーカス段数に応じて、そのROMデータの中から最適な送信フォーカスと領域の大きさ設定値を選ぶ。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送信するとともに該被検体内で反射された超音波を受信して各受信信号を得る、所定の方向に配列された複数の電気音響変換素子を備えた超音波探触子、被検体内に送信される超音波が被検体内の1つもしくは順次複数の各深さに送信フォーカスが形成されるように各所定のタイミングの送信パルスを複数の前記電気音響変換素子に印加する送信手段、被検体内の所定の深さに固定された、もしくは深さ方向に順次移動する受信フォーカスが形成されるように、前記各受信信号をそれぞれ遅延させて互いに加算する遅延加算手段、および前記遅延加算手段から出力された互いに加算された受信信号に基づいて前記被検体の断層像を表示する表示手段を具備する超音波診断装置において、被検体内の、1つもしくは複数の各深さに形成される送信フォーカスの段数を設定するフォーカス段数設定手段、および送信フォーカスの段数に応じた、被検体内の1つもしくは複数の送信フォーカスの各深さを表わすフォーカスデータおよび該各深さに各送信フォーカスを形成する超音波が分担する、前記断層像の各深さ領域を表わす領域データを記憶しておく記憶手段を具備し、前記送信手段が、前記記憶手段に記憶された、前記フォーカス段数設定手段により設定された前記段数に対応する前記フォーカスデータに基づいて、該フォーカスデータが表わす1つもしくは複数の各深さそれぞれに順次送信フォーカスが形成される各タイミングの前記送信パルスを順次生成するものであり、前記表示手段が、前記記憶手段に記憶された、前記フォーカス段数設定手段により設定された前記段数に対応する前記領域データに基づいて、該領域データが表わす1つもしくは複数の各深さ領域毎の各部分断層像が合成された断層像を表示するものであることを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/14
, G01B 17/00
, G01N 29/22 501
引用特許:
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