特許
J-GLOBAL ID:200903015065134546

カラー画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320855
公開番号(公開出願番号):特開平10-148988
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 定着手段の定着ローラ等に離型剤オイルを塗布することなく、用紙に転写したトナー像を良好に定着することができ、用紙のオイル染みや紙透け、オイルによる定着ローラ等のゴム剥れ、径変化などの問題自体がなく、定着手段のメンテナンスフリーを可能としたカラー画像形成装置を提供することである。【解決手段】 1成分現像剤として、パラフィンもしくはポリオレフィンからなるワックスを内包した、重合法により製造された重合トナーを用いる。定着ローラおよび加圧ローラは、円筒状の芯金からなる基材上にシリコーンゴムからなる弾性層を設け、その上に上記トナーとの離型性を有するフッ素系樹脂からなる離型層を設けた構造とする。
請求項(抜粋):
像担持体上に形成した潜像をトナーを用いて現像して各色のトナー像を形成し、その各色のトナー像を中間転写体を介しまたは介さずに用紙上に転写して、用紙上に各色のトナー像が重ね合わされたカラー画像を得、次いで用紙を定着手段により加熱および加圧して、前記カラー画像を用紙に定着するカラー画像形成装置において、前記トナーは、パラフィンもしくはポリオレフィンからなるワックスを内包した、重合法により製造された重合トナーであり、前記定着手段は、熱源を有した従動回転する定着部材と、前記定着部材に圧接してこれを回転させるとともに、定着部材との間に前記用紙が挿入される転写ニップ部を構成する、熱源を有しもしくは有さない能動回転する加圧部材とを備え、前記定着部材および加圧部材は、剛性を有する基材上に弾性層を設け、その上に離型層を設けてなり、前記離型層は重合トナーに対する離型性を有し、離型剤オイルの塗布が不要であることを特徴とするカラー画像形成装置。
IPC (2件):
G03G 15/01 ,  G03G 15/20 103
FI (3件):
G03G 15/01 J ,  G03G 15/01 Y ,  G03G 15/20 103

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