特許

J-GLOBAL ID：200903015068790401

ポリエステル樹脂組成物

発明者： 松井 義直 ,  原 厚 ,  原田 光弘 ,  園田 博俊 ,  木村 修武
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
代理人 (1件)： 森 治 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-241560
公開番号（公開出願番号）：特開2000-319490
出願日： 1999年08月27日
公開日（公表日）： 2000年11月21日
要約：

【要約】【課題】 主として芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなる繰り返し単位を有する芳香族系ポリエステルの中の芳香族系ポリエステルのファイン(B)含量を調節することで、口栓部結晶化が速やかに起こり、かつ、口栓部収縮率が適正な範囲となる結晶化速度の芳香族系ポリエステルからなるポリエステル樹脂組成物を提供することを目的とするものであり、さらには、従来の水処理による触媒失活樹脂よりも金型を汚すことの少ないポリエステル樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 主として芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなる繰り返し単位を有する芳香族系ポリエステルのチップ(A)と、該ポリエステルのチップ(A)と同一組成の芳香族系ポリエステルのファイン(B)0.1〜300ppmとからなり、290°Cの温度で60分間溶融したときの環状3量体増加量が0.30重量%以下であることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

主として芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなる繰り返し単位を有する芳香族系ポリエステルのチップ(A)と、該ポリエステルのチップ(A)と同一組成の芳香族系ポリエステルのファイン(B)0.1〜300ppmとからなり、290°Cの温度で60分間溶融したときの環状3量体増加量が0.30重量%以下であることを特徴とするポリエステル樹脂組成物。