特許
J-GLOBAL ID:200903015073380947

画像取り込み装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-175301
公開番号(公開出願番号):特開平11-355650
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 被写体の輝度差に拘わらず常に良好な画像を得ること。【解決手段】 第1及び第2撮像素子1、2には、分光ミラー5により所定の光量分離比に分割された光束が入射する。輝度範囲検出部10は、被写体Oの輝度範囲を検出する。ADコンバータ21,22は、両撮像素子1、2の出力をAD変換するし、合成器6は、第1及び第2撮像素子1、2のAD変換後の出力を合成して出力する。制御装置7は、第1撮像素子1による画像情報の蓄積時間と第2撮像素子2による画像情報の蓄積時間とを、輝度範囲検出部10によって検出された被写体輝度範囲に応じて設定する。これにより、被写体Oの輝度差に応じて第1及び第2撮像素子1、2ごとに蓄積時間を設定して適切な被写体輝度範囲の画像を取り込むことができ、被写体Oの輝度差に応じた良好な画像を得ることができる。
請求項(抜粋):
被写体からの入射光軸上に配置されて光路を2方向に分離するとともに、光量分離比を所定値に保つ分割光学系と、前記分割光学系により分割された1方の光路の光軸上と他方の光路の光軸上とにそれぞれ配置された第1及び第2撮像手段と、被写体の輝度範囲である被写体輝度範囲を検出する被写体輝度範囲検出手段と、前記第1及び第2撮像手段のそれぞれの出力をAD変換するAD変換手段と、前記第1及び第2撮像手段のAD変換後の出力を合成して出力する合成手段と、前記第1撮像手段による画像情報の蓄積時間と前記第2撮像手段による画像情報の蓄積時間とを、前記被写体輝度範囲検出手段によって検出された被写体輝度範囲に応じて設定する制御手段とを備えることを特徴とする画像取り込み装置。

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