特許
J-GLOBAL ID:200903015078131856

集中基地局の通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052138
公開番号(公開出願番号):特開平6-268622
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 TDMA/TDD(Time Division Multiple Access - Time DivisionDuplex)無線通信を採用した集中基地局方式において、集中基地局と無線基地局間を光ケーブルで結ぶ構成をとるときでも、光ケーブルによる遅延時間の問題を解消して従来通りTDMA/TDD通信を可能とするために考えたものである。【構成】 集中基地局内送受信機において、TDMA/TDD方式無線送受信機と、無線送受信機用シンセサイザと、それを送受信機のいずれかに切替える切替スイッチと、受信側の局発信号回路に挿入する遅延線で構成し、集中基地局と無線基地局間を結ぶ光ケーブルによって受信信号に遅延が生じても通常のタイミングで切替スイッチを切替え、遅延素子によってその遅延時間分をかせいで局発信号を受信機に入力させ、公衆通信網に伝えるように構成している。【効果】 集中基地局内送受信機内に遅延素子を取り入れるだけで光ケーブルによる受信信号の遅延時間の問題を解消することができ、その上集中基地局の小型化、低コスト化が実現できる。
請求項(抜粋):
公衆通信網と複数の無線基地局との間に接続され、前記無線基地局を経て移動無線局と通信する集中基地局において、以下の(a)ないし(d)を備えた集中基地局の通信装置。(a)前記公衆通信網から受信した信号を光ケーブルを経て前記無線基地局へ伝送する複数の送信機。(b)前記無線基地局から光ケーブルを経て受信した信号を前記公衆通信網へ伝送する複数の受信機。(c)前記送信機および受信機に搬送波を時間的に切換えて与える発振回路。(d)前記発振回路の出力を遅延させて前記受信機に与える遅延素子。
IPC (3件):
H04J 3/00 ,  H04B 10/12 ,  H04Q 7/04

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