特許
J-GLOBAL ID:200903015085280506

連続非観血血圧算出方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135291
公開番号(公開出願番号):特開平6-319706
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 心電図、非観血的光学式脈波検出による動脈血酸素飽和度及び非観血血圧値を測定パラメータとする患者監視装置を用いて血圧を測定する場合に、より短時間の間に連続して、かつ被験者に過度の負担を強いることなく、血圧を非観血的に測定可能とし、患者監視装置の利用度を向上させることにある。【構成】 時系列的に前の段階においては、心電図Eと脈波Mの他に非観血血圧値P0 を検出することにより、当該被験者の脈波伝播速度Vと非観血血圧値Pとの相関関係Cを予め設定し、時系列的に後の段階においては、心電図ECと脈波MCのみを検出することにより、上記予め設定した当該被験者の相関関係Cに従って、当該被験者脈波伝播速度V1 、V2 ・・・に対応する非観血血圧値Ps1、Pd1、Pm1・・・を算出し、かつこの時系列的に後の段階の各ステップを繰り返すようにした。
請求項(抜粋):
少なくとも心電図、非観血的光学式脈波検出による動脈血酸素飽和度及び非観血血圧値が測定可能な患者監視装置を用いた連続非観血血圧算出方法において、(1)心電図Eと脈波Mの他に非観血血圧値P0 を検出すること、(2)心電図Eと脈波Mの時間差t1-t2及び脈波伝播長さLに基づいて、上記非観血血圧値P0 を検出した時点における脈波伝播速度V0 を計算すること、(3)該計算した脈波伝播速度V0 と上記検出した非観血血圧値P0 に基づいて、当該被験者の脈波伝播速度Vと非観血血圧値Pとの相関関係Cを予め設定すること、(4)心電図ECと脈波MCのみを検出すること、(5)心電図ECと脈波MCの時間差tc1-tc2及び脈波伝播長さLに基づいて、脈波伝播速度V1 、V2 ・・・を計算すること、(6)該計算した脈波伝播速度V1 、V2 ・・・に対応する非観血血圧値Ps1、Pd1、Pm1・・・を、上記予め設定した当該被験者の相関関係Cに従って、算出すること、の各ステップから成り、上記(1)から(3)までの各ステップが終了した後は、上記(4)から(6)までの各ステップを繰り返すことを特徴とする連続非観血血圧算出方法。
FI (2件):
A61B 5/02 337 A ,  A61B 5/02 337 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-200439

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