特許
J-GLOBAL ID:200903015086417360

リトラクトビットのバックブロー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬谷 徹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-359945
公開番号(公開出願番号):特開2001-173355
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来、圧気で駆動するダウンザホールドリル(以下、D.Dと称す)のリトラクトビットで掘削する際にはリトラクトビットケースの空気孔からの排気で、ビットで掘削した土砂(スライム)をケースの排出溝を経て掘削パイプ内へ送り排出し、前記空気孔が詰った際にはケース上部に開口したブロー孔を通じて排気を掘削パイプ内へ逃がし、D.Dの停止を防止する構造であったが、掘削中は排気の一部が逃げるだけだったので、掘削中も上昇流を作って空気孔の詰りをなくする。【解決手段】 ケース10内の吐出孔11から排出溝13へ向けて上向きに傾斜した吹出し孔14を設け、排出溝13から掘削パイプへの強い上昇流を作る。この発明はD.D用リトラクトビットのみでなく切削水を利用する掘削機のリトラクトビットにも適用できる。
請求項(抜粋):
軸心に対し軸対称に穿設された複数の円孔を有するケースと、軸対称に分割され、前部にビットチップが植設され、縮径時に前記ケースの外径と略同径となる複数の分割体及びこの分割体の背面に立設され、前記円孔に回動可能に嵌入され、前記ケースが掘削方向に回転した際に前記分割体のそれぞれの一方の端部が共にケースの外周面より所定の掘削量だけ突出して拡径し、それぞれの分割体の直状端面が互いに当接するよう偏心した枢軸とを具備したリトラクトビットにおいて、前記ケース内に軸方向に吐出孔を形成し、この吐出孔をケース底面に開口する少なくとも1本のケース吐出口に連通させ、さらに前記ケースに前記吐出孔から排出溝へ向けて上向きに傾斜した吹出し孔を設けたことを特徴とするバックブロー装置。
Fターム (3件):
2D029EB05 ,  2D029PA00 ,  2D029PB05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-041891
  • ロックビット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-205327   出願人:東邦金属株式会社
  • 特開平4-041891

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