特許
J-GLOBAL ID:200903015086461741

ディスク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049540
公開番号(公開出願番号):特開平8-249159
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】ホストコンピュータ上のCPUの負荷を増加することなく、また、ディスク装置の実行的な使用率を低下させることなく、ディスク制御装置のハードウェアを用いてデータの圧縮と伸長及びデータの管理を行う。【構成】非圧縮キャッシュメモリ42から追い出された論理ブロックは圧縮回路48で圧縮され、圧縮グループ作成部52で圧縮データを複数集めた固定長の圧縮グループ(論理セクタサイズ)に纏められ、圧縮キャッシュメモリ44を経由してディスク14の論理セクタに格納される。マッピングテーブル54は、ディスク14の論理セクタに含まれる複数の論理ブロックとの対応関係を登録している。上位からの論理ブロック番号による要求に対し、マッピングテーブル54を参照してディスクの論理セクタ(圧縮グループ)を読み書きする。
請求項(抜粋):
所定サイズの論理セクタの割当てを受け、該論理セクタ単位にデータを読み書きする物理デバイスと、上位装置と前記物理デバイスの間に設けられ、非圧縮データを上位装置の論理ブロック単位で格納する非圧縮キャッシュ領域と、圧縮データを前記物理デバイスの論理セクタと同一サイズをもつ圧縮グループ単位で格納する圧縮キャッシュ領域とを備えたキャッシュメモリと、上位装置の論理ブロック番号をインデックスとして、キャッシュ内アドレス、圧縮データか否かを示す圧縮フラグ、更新の有無を示す更新フラグを少くとも登録し、前記キャッシュメモリの管理に使用されるキャッシュテーブルと、上位装置からの要求ブロック番号のデータが前記キャッシュメモリに存在するか否か判定するヒット判定部と、前記非圧縮キャッシュ領域に格納されたデータを前記論理ブロック単位に取り出して圧縮する圧縮回路部と、前記圧縮回路部による論理ブロック単位の圧縮データを集めて圧縮グループを作り、前記圧縮キャッシュ領域に格納する圧縮グループ作成部と、前記圧縮キャッシュ領域に格納されたデータを前記圧縮グループ単位に取り出して伸長し、前記非圧縮キャッシュ領域に展開する伸長回路部と、前記物理デバイスの空き論理セクタを管理するフリーリンクドリストと、前記圧縮キャッシュ領域に格納されたデータを、前記圧縮グループ単位に取り出し、前記フリーリンクドリストから求めた空き状態にある論理セクタに書き込むデバイス書込部と、前記上位装置の要求ブロック番号をインデックスとして、前記物理デバイスの格納位置を示す論理セクタ番号、論理セクタ内の相対位置、及びセクタ数を少なくとも登録し、前記物理デバイスの圧縮データの管理に使用されるマッピングテーブルと、前記物理デバイスのデータを前記圧縮グループ単位に読み出して前記圧縮キャッシュ領域に転送するデバイス読出部と、前記上位装置からの書込要求を処理するライトキャッシュ制御部と、前記上位装置からの読出要求を処理するリードキャッシュ制御部と、を備えたことを特徴とするディスク制御装置。
IPC (3件):
G06F 5/00 ,  G06F 12/08 320 ,  G06F 13/10 340
FI (4件):
G06F 5/00 H ,  G06F 5/00 A ,  G06F 12/08 320 ,  G06F 13/10 340 A

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