特許
J-GLOBAL ID:200903015090459255
船舶の危険行動評価装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061215
公開番号(公開出願番号):特開平10-250681
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 自船の周囲を航行する他の船舶、岩礁などの障害物に対する衝突・座礁の自船の変針・速力変更行動についての危険評価装置を提供する。【解決手段】 自船の現針路・現速力及び変針・変速可能範囲に対し、目標(他船)の最接近予測距離及び最接近予測時間を求め、予め設定した評価距離及び評価時間より短いものほど危険が高いことの表示、及び(又は)海図情報から得られる座礁警戒対象物に座礁するまでの時間を求め、予め設定した評価時間より短いものほど危険が高いことの表示を、色別などにより表示させるようにした。
請求項(抜粋):
自船の針路及び速力を入力する手段、自船の周囲の他船などの目標の針路、速力及び位置などの属性情報を入力する手段、衝突危険行動評価演算手段、及び演算結果の表示手段を備え、前記衝突危険行動評価演算手段は、現在の目標の針路、速力及び位置を基に、自船の取りうる針路及び速力の各場合について、所定の目標が自船に最も接近する最接近予測距離及びその最接近予測時間を、前記所定の目標ごとに演算し、前記最接近予測距離が予め定めた判定最接近距離以下となる演算結果を選別し、前記判定最接近距離以下となる演算結果が得られた場合、前記選別した最接近予測時間の最低値を危険猶予時間とするが、前記判定最接近距離以下となる演算結果が得られなかった場合、又は、前記選別した最接近予測時間の最低値が最大評価時間を越える場合は、最大評価時間を危険猶予時間として前記表示手段に出力し、自船の取りうる前記針路及び速力ごとに危険猶予時間を表示させるようにした船舶の危険行動評価装置。
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