特許
J-GLOBAL ID:200903015091481297

ガラス洗浄用溶液の再生方法と再生装置、および珪酸塩ガラスの洗浄方法と洗浄装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-041583
公開番号(公開出願番号):特開2000-239001
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 珪酸塩ガラスの洗浄や加工に利用され、多量に排出されるフッ化水素酸を含むガラス洗浄液の洗浄能力を回復させることにより、産業廃棄物を削減する。また、繰り返し洗浄している間に生じるフルオロ珪酸を除去することにより、洗浄するガラスに生じる欠陥を低減する。【解決手段】 洗浄槽11から排出された洗浄液3にフッ化カリウムを含む処理液2を添加し、洗浄液中のフルオロ珪酸と反応させて沈殿物(フルオロ珪酸カリウム)4を析出させ、これを除去する。添加する処理液2の量は、処理槽13に配置されたSiモニタリングシステム36により測定されるSi濃度に基づいて定められる。沈殿物除去後の洗浄液には、新たにフッ化水素酸6が添加されて、再び洗浄槽11へと送られ、ブラウン管用パネル20の洗浄液として用いられる。
請求項(抜粋):
珪酸塩ガラスの表面を洗浄した後のフッ化水素酸を含むガラス洗浄用溶液におけるSiの濃度を測定し、前記Siの濃度に基づいて定められた量のフッ化物を前記ガラス洗浄用溶液に添加することにより、前記ガラス洗浄用溶液中のフルオロ珪酸と前記フッ化物とを反応させてフルオロ珪酸塩を析出させ、このフルオロ珪酸塩を前記ガラス洗浄用溶液から除去することを特徴とするガラス洗浄用溶液の再生方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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