特許
J-GLOBAL ID:200903015097035655
方向性珪素鋼板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-184021
公開番号(公開出願番号):特開平5-009586
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 焼鈍分離剤塗布後の鋼板コイルの層間隙をコイルの一巻き毎に最適化し、仕上焼鈍後に安定且つ均一な被膜特性を持つ下地被膜を形成すること。【構成】 方向性珪素鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤2を塗布した後の鋼板1の当該焼鈍分離剤2を含む板厚を測定するとともに、当該鋼板1の板厚測定部分に対応する鋼板コイル3の一巻き毎の巻太り寸法を測定し、当該巻太り寸法と当該板厚とから当該鋼板コイル3の一巻き毎の層間隙を算定し、層間隙が10〜50μmmの範囲内に納まるように巻取張力値及び/又は焼鈍分離剤2の塗布量目標値を制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
方向性珪素鋼板に脱炭焼鈍を施してその表面にSiO2を含むサブスケールを形成し、更に上記サブスケールの表面にMgO を主成分とする焼鈍分離剤を塗布してコイル状に巻取った後、コイル状態の鋼板を仕上焼鈍してその表面に絶縁被膜を形成する方向性珪素鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤を塗布した後の鋼板の当該焼鈍分離剤を含む板厚を測定するとともに、当該鋼板の板厚測定部分に対応する鋼板コイルの一巻き毎の巻太り寸法を測定し、当該巻太り寸法と当該板厚とから当該鋼板コイルの一巻き毎の層間隙を算定し、上記層間隙が10〜50μmmの範囲内に納まるように巻取張力値及び/又は焼鈍分離剤の塗布量目標値を制御することを特徴とする方向性珪素鋼板の製造方法。
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