特許
J-GLOBAL ID:200903015104511514

補聴器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295899
公開番号(公開出願番号):特開平10-126893
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 外耳道に侵入するような鼓膜面に達する低域騒音を低減することができる補聴器を提供することを目的とする。【解決手段】 補聴器への入力信号をローパスフィルタ205に通して低域周波数成分信号を抽出し、外耳道内に向いたマイクロホン211からの外耳道内信号からローパスフィルタ205と同一周波数特性のローパスフィルタ210を通して低域周波数成分信号を抽出し、両信号が打ち消しあうようにローパスフィルタ205出力を遅延し振幅レベルを増幅して加算器208に入力しイヤホン204から出力するようにしたことにより、加算器に加えた信号により、外耳道内の騒音を相殺して補聴器に特有の低域周波数による不快な騒音を抑圧するようにした。
請求項(抜粋):
マイクロホンから入力した入力信号の低域周波数成分を抽出する第1のローパスフィルタと、外耳道内マイクロホンから入力した外耳道内音信号の低域周波数成分を抽出する前記第1のローパスフィルタと同一特性の第2のローパスフィルタと、前記第1のローパスフィルタからの低域周波数信号と前記第2のローパスフィルタからの低域周波数信号との相互相関を計算して最大相関を与える時間差を求める遅延・振幅レベル調整部と、該遅延・振幅レベル調整部で求めた時間差分だけ前記第1のローパスフィルタからの低域周波数信号を遅延する可変遅延器と、該可変遅延器の出力を前記第1のローパスフィルタからの低域周波数信号と前記第2のローパスフィルタからの低域周波数信号との振幅の差分だけ増幅する可変アンプと、入力信号と前記可変アンプの出力とを加算してイヤホンに出力する加算器とからなり、前記可変遅延器の遅延と前記可変アンプの振幅レベルとを前記外耳道内マイクロホンによって集音した低域周波数成分信号を打ち消すような遅延量及び振幅レベルに入力信号の低域周波数成分を調整してイヤホンから出力するようにしたことを特徴とする補聴器。
IPC (3件):
H04R 25/00 ,  H03G 5/16 ,  H03H 17/02 601
FI (3件):
H04R 25/00 K ,  H03G 5/16 B ,  H03H 17/02 601 M

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