特許
J-GLOBAL ID:200903015104768477

ペン型入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295954
公開番号(公開出願番号):特開平10-124245
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】ペン軸の傾斜により筆記検出誤差が発生していた。そこで、ペン軸の傾斜による影響をなくす。【解決手段】初期傾斜角演算部45は静止状態における加速度センサ2からの信号を基にペン軸の初期傾斜角を演算する。入力中傾斜角変化演算部47は初期傾斜角の演算値とその後の傾斜角の変化を基にペン軸の傾斜角を演算する。座標変換演算部48はペン軸座標系の加速度を、演算した傾斜角を基にした座標系の加速度に座標変換する。初期傾斜角補正部51は初期傾斜角の演算値を補正して、座標変換した静止状態における加速度の積分値をゼロにする。移動量演算部55は座標変換した筆記中の加速度を基にペン先部の移動量を演算する。
請求項(抜粋):
ペン軸をZs軸としたペン軸座標系(Xs,Ys,Zs)のXs軸方向,Ys軸方向及びZs軸方向の加速度を示す信号を出力する3個の加速度センサとXs軸周り,Ys軸周り及びZs軸周りの回転角速度を示す信号を出力する3個のジャイロを有し、静止状態における3個の加速度センサからの信号を用いた加速度の測定値を基に重力加速度方向に伸びる軸をZg軸とした重力座標系(Xg,Yg,Zg)によるペン軸の初期傾斜角の演算値を求め、3個のジャイロからの信号を用いた回転角速度の測定値を基に初期傾斜角の演算値を求めた後のペン軸の傾斜角変化の演算値を求め、ペン軸の初期傾斜角の演算値と傾斜角変化の演算値を基に重力座標系(Xg,Yg,Zg)によるペン軸の傾斜角の演算値を求め、求めた重力座標系(Xg,Yg,Zg)によるペン軸の傾斜角の演算値を基に3個の加速度センサが検出したペン軸座標系(Xs,Ys,Zs)による加速度を座標変換して重力座標系(Xg,Yg,Zg)によるペン軸の加速度の演算値を求め、求めた重力座標系(Xg,Yg,Zg)によるペン軸の加速度の演算値を基にペン先部の移動方向及び移動距離の演算値を求めるペン型入力装置であって、静止状態における重力座標系(Xg,Yg,Zg)によるペン軸の傾斜角の演算値を基に3個の加速度センサによる加速度の測定値を座標変換して、演算した傾斜角を基にした重力座標系(Xg,Yg,Zg)による加速度の演算値を求め、求めた重力座標系(Xg,Yg,Zg)による加速度の演算値を積分し、積分した値がゼロでない場合はペン軸の初期傾斜角の演算値を補正して静止状態における重力座標系(Xg,Yg,Zg)による加速度演算値の積分値をゼロにすることを特徴とするペン型入力装置。
IPC (3件):
G06F 3/033 320 ,  G06F 3/033 310 ,  G06F 3/03 380
FI (3件):
G06F 3/033 320 ,  G06F 3/033 310 Y ,  G06F 3/03 380 B

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