特許
J-GLOBAL ID:200903015106057985
真空遮断器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307507
公開番号(公開出願番号):特開平5-144352
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 小電流遮断時にサージを確実に抑制でき、且つサージ保護装置が不要でコンパクト化が可能な真空遮断器を得る。【構成】 真空遮断器8の開極時間に応じた信号と、主回路電流の波形を整形する波形整形回路10の出力信号の零点で出力されるパルス発生回路2の信号により、引外し動作判定回路13は引外しが可能か否かを判定し、引外しが否である場合は、この信号と、電圧センサ3の出力信号、温度センサ4の出力信号および閉極状態経過時間検出回路の出力信号に基づいて時間設定回路5により開極時間を補正するための遅延時間を決定し、遅延パルス発生回路6においてパルス発生回路2からの信号を遅延させ、この信号により引外し信号発生回路7を介して真空遮断器8が開極する。
請求項(抜粋):
接離可能に対向配置された固定側電極および可動側電極を備えた真空バルブと、前記真空バルブの各電極の開極・閉極操作を行なう操作機構とから構成され、電力系統の主回路に設置して使用される真空遮断器において、前記主回路を前記真空バルブで閉極したときに、閉極状態の経過時間を検出する閉極状態経過時間検出手段と、前記主回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段からの出力信号を波形整形する波形整形手段と、この波形整形手段の出力信号の零点でパルスを発生させるパルス発生手段と、前記真空バルブの制御電圧を検出する電圧検出手段と、前記操作機構部の温度を検出する温度検出手段と、前記閉極状態経過時間検出手段、前記電圧検出手段および前記温度検出手段からの出力信号を入力し、この入力信号に応じて前記真空バルブの開極時間の変化量を補正するための遅延時間を設定する時間設定手段と、この時間設定手段と前記パルス発生手段の出力信号を入力し、前記パルス発生手段からの出力信号に対して前記遅延時間だけ時間遅れをもって駆動パルスを発生させる遅延パルス発生手段と、この遅延パルス発生手段からの出力信号により前記操作機構に引外し信号を出力する引外し信号発生手段と、この引外し信号発生手段からの出力信号を入力とし、前記真空バルブの開極時間を検出する開極時間検出手段と、この開極時間検出手段と前記パルス発生手段からの出力信号により引外し動作が正確に実施されたか否かを検出し、正確に引外し動作が実施されなければ前記時間設定手段の遅延時間を修正する引外し動作判定手段とからなる制御装置を有する真空遮断器。
IPC (2件):
前のページに戻る