特許
J-GLOBAL ID:200903015110063787

ディーゼルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-092712
公開番号(公開出願番号):特開平8-284722
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】本発明は、圧力センサーが、高い圧力を示す電圧値に信号がホールドされて故障したとき、センサーを追加せずに、故障によるエンストから運転可能にバックアップさせる蓄圧式燃料噴射装置を提供することにある。【構成】本発明は、エンジン運転中に起きるエンスト時、圧力センサー28の出力が圧力値0に戻ったか否かを判定する判定機能、0でないとき高圧フィードポンプ1の圧送量と燃料噴射ノズル10の燃料噴射量で蓄圧タンク25の圧力を算出し、この圧力を今まで圧力センサーの出力の圧力値に置き換えた制御に切換えるモード変更機能を設けた。これにより、圧力センサーが、高圧フィードポンプの圧送量を低減させるべく高い圧力値が出力され続けるという故障を起こしてエンストした場合、エンスト時の以降、圧力センサーから出力された圧力値で行われる制御に代わり、算出した圧力値の制御に切換え、運転を再開可能にした。
請求項(抜粋):
燃料フィードポンプと、バルブ装置の開閉により所定時期に所定燃料噴射量の燃料噴射が可能な燃料噴射ノズルとの間をむすぶ燃料通路に、前記燃料フィードポンプからの燃料を所定圧に蓄圧して前記燃料噴射ノズルへ導く蓄圧室を有し、かつ前記蓄圧室内の圧力を検知する圧力センサーを有し、この圧力センサーの検知信号に応じて、前記燃料フィードポンプの圧送量を加減制御してなるディーゼルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置において、ディーゼルエンジン運転中に発生するエンスト時、前記圧力センサーの検知信号が所定の値に戻ったか否かを判定する判定手段と、前記戻っていないと判定されたとき、前記燃料フィードポンプの圧送量と前記燃料噴射ノズルの燃料噴射量とにより求まる蓄圧室の圧力値を、前記圧力センサーから出力される圧力値に置き換えた制御に切換えるモード変更手段と、を具備してなることを特徴とするディーゼルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/22 380 ,  F02D 41/38 ,  F02M 47/00
FI (3件):
F02D 41/22 380 L ,  F02D 41/38 A ,  F02M 47/00 E

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