特許
J-GLOBAL ID:200903015115991321

トルク検出機構付き波動歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130760
公開番号(公開出願番号):特開2000-320622
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 耐久性の高い歪みゲージ式トルク検出機構を備えた波動歯車装置を提案すること。【解決手段】 波動歯車装置21はカップ型の可撓性外歯歯車23を備え、この外歯歯車23のボス233とダイヤフラム232の境界部分に歪みゲージ25が貼り付けられている。歪みゲージ25は抵抗線部分25aと、リード線26が接続されている接続端子部25bとを備えており、抵抗線部分25aはダイヤフラム232の側に貼り付けられ、接続端子部25bはボス233の側に貼り付けられている。ボス233は、可撓性外歯歯車23の他の部分にように波動発生器23によって繰り返しの変形を受けないので、このような変形によってリード線が接続端子部25bから切断してしまう弊害を回避できる。よって、トルク検出機構の耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
剛性内歯歯車と、可撓性外歯歯車と、前記可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて前記剛性内歯歯車に部分的に噛み合わせると共に両歯車の噛み合い位置を円周方向に移動させることにより両歯車に相対回転を発生させる波動発生器と、前記可撓性外歯歯車を介して伝達されるトルクを検出するために当該可撓性外歯歯車に貼り付けた歪みゲージおよび当該歪みゲージに接続されたリード線を備えたトルク検出部とを有するトルク検出機能付き波動歯車装置において、前記可撓性外歯歯車は、円筒状の胴部と、この胴部の一端から半径方向の内側に延びる円環状のダイヤフラムと、このダイヤフラムの中心に一体形成されたボスと、前記胴部の他端側部分の外周面に形成された外歯とを備えたカップ型のものであり、前記歪みゲージは、トルク検出用の抵抗線部分と、この抵抗線部分を前記リード線に接続するための接続端子部とを備えており、前記接続端子部が前記可撓性外歯歯車の前記ボスの表面に貼り付けられていることを特徴とするトルク検出機構付き波動歯車装置。
IPC (2件):
F16H 1/32 ,  G01L 3/14
FI (2件):
F16H 1/32 B ,  G01L 3/14 G
Fターム (10件):
3J027FA37 ,  3J027FB40 ,  3J027GB03 ,  3J027GC07 ,  3J027GC22 ,  3J027GD03 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE14 ,  3J027GE30

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