特許
J-GLOBAL ID:200903015123842335

Ni含有酸性廃液から有価金属を回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067845
公開番号(公開出願番号):特開平6-279875
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 Ni含有酸性廃液からNiを始めとする有価金属をスラッジとして回収し、有用な製鋼原料を得る。【構成】 金属Fe含有率が10〜100%の粉状,粒状及び/又は薄片状の鉄材をNi含有酸性廃液に添加し、式(1)で定義される振動強さK値が2.0〜20の範囲に維持される条件下でNi含有酸性廃液に振動を加える。Ni含有酸性廃液に含まれているNi,Cu等の有価金属は、鉄材の表面に置換析出する。析出反応後に固液分離し、有価金属をスラッジとして回収する。 K=1/2・aω2 /g(an2 /90000) ・・・・(1)(ただし、a:振幅 ω:加速度 n:振動数 g:重力加速度)【効果】 鉄鋼に有害なSやPが少なく、含水率の低いスラッジが生成されるため、後続する脱水・乾燥工程での操作が容易になり、有用な鉄鋼原料が得られる。
請求項(抜粋):
金属Fe含有率が10〜100%の粉状,粒状及び/又は薄片状の鉄材をNi含有酸性廃液に添加し、式(1)で定義される振動強さK値が2.0〜20の範囲に維持される条件下で前記Ni含有酸性廃液に振動を加え、前記Ni含有酸性廃液から前記鉄材の表面に有価金属を析出させ、析出反応後に固液分離することを特徴とするNi含有酸性廃液から有価金属を回収する方法。 K=1/2・aω2 /g(an2 /90000) ・・・・(1)(ただし、a:振幅 ω:加速度 n:振動数 g:重力加速度)
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭61-044814
  • 特公平3-002233
  • 特開平4-011989

前のページに戻る