特許
J-GLOBAL ID:200903015129978727

流体状態の感知方法及び監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-367107
公開番号(公開出願番号):特開2000-193619
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】エンジンオイルおよび動力伝達装置潤滑剤の車内監視などの流体システム内のリアルタイム監視に適した流体状態を監視する方法を提供すること。【解決手段】流体状態を監視するシステムは、電極プローブを流体内に浸漬して、第1ヘルツ周波数で振動電圧を印加し、バルク流体インピーダンスの代わりにこれに類似する電流IB を測定する。また、電圧を第2低ヘルツ周波数でプローブに印加して、電極表面インピーダンスの代わりに電流IS を測定する。測定電流の差ΔIを決定して、これを所定の閾値と電気的に比較し、測定した第1周波数電流IB を既知の基準流体に対して実験的に決定されたIB の上下限値と比較する。ΔIが閾値より低い、すなわちIB が上下限の範囲に入っていない場合、故障状態が表示され、表示器を作動させて、流体がシステムの継続作動に適さないという警告を行う。
請求項(抜粋):
流体システム内の流体の状態を感知する方法であって、(a)ある形状および面積を有する一対の電極を作製し、該電極を間隔を置いてほぼ平行に配置する工程と、(b)前記電極を少なくとも部分的に前記流体に浸漬する工程と、(c)ある一定ピーク値およびある振動周波数を有する振動電圧を前記電極間に印加する工程と、(d)前記電圧をある設定時間長さにわたって前記流体のバルクインピーダンスの測定に係わる第1振動周波数で印加し、前記電圧をある設定時間長さにわたって電極表面のインピーダンスの測定に係わる第2振動周波数に変更する工程と、(e)前記第1および第2振動周波数で前記電極間に印加した電圧によって生じた電流の大きさを、各周波数が加えられた前記時間長さにわたって測定する工程と、(f)前記測定された電流の大きさの差を計算する工程と、(g)該電流の大きさの差を所定流体状態の基準レベル特性と比較してその比較を電気的に表示すると共に、前記比較が前記流体の状態の大幅な変化を表示しているかどうかを決定する工程とを含んでいることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G01N 27/02 ,  G01N 27/22 ,  G01N 33/30
FI (3件):
G01N 27/02 Z ,  G01N 27/22 B ,  G01N 33/30

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