特許
J-GLOBAL ID:200903015142812340

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122099
公開番号(公開出願番号):特開平9-303243
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 他の気筒の圧縮圧力等の影響を排除して燃焼行程にある気筒のトルクを正確に把握し、気筒間の燃焼状態のばらつきを高精度に補正する。【解決手段】 4気筒機関の場合、クランク角センサは180°CA毎にREF信号を出力し、これによって燃焼行程にある気筒が判別される。同一の燃焼行程内において、予め定められた2箇所(θ1〜θ2およびθ3〜θ4)においてクランク軸の角速度が検出される。2箇所の角速度と両者間のサンプリング時間dtとを用いて、燃焼行程毎に角加速度が検出される。角加速度の全気筒平均値と気筒別平均値との偏差量に基づいて、各気筒の燃料噴射量あるいは点火時期の補正がなされ、気筒間の燃焼状態のばらつきが少なくなるようにフィードバック制御される。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、燃焼行程にある気筒を判別するための信号と単位クランク角に対応する信号とを出力するクランク角検出手段と、上記クランク角検出手段の出力に基づいて、同一の燃焼行程内において予め決められた2箇所の検出角度毎に、それぞれ所定の角度幅での経過時間を計測し、当該経過時間からクランク軸の角速度を2箇所で求める角速度検出手段と、上記クランク角検出手段の出力に基づいて、2箇所の角速度検出角度間のサンプリング時間を計測するサンプリング時間検出手段と、上記2箇所の角速度と上記サンプリング時間とから燃焼行程毎に角加速度を求め、かつ当該角加速度の全気筒平均値と気筒別平均値を求めると共に、全気筒平均角加速度と各気筒の平均角加速度との偏差量を気筒別に求める平均角加速度偏差量演算手段と、この各気筒の偏差量をプラス領域に設定した第1しきい値およびマイナス領域に設定した第2しきい値と比較する制御判定手段と、いずれかの気筒の偏差量が第1しきい値以上の場合に、当該気筒の噴射量の減少補正または点火時期の遅角補正の少なくとも一方を行い、偏差量が第2しきい値以下の場合には噴射量の増加補正または点火時期の進角補正の少なくとも一方を行う補正手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (3件):
F02P 5/15 ,  F02D 41/36 ,  F02D 45/00 362
FI (3件):
F02P 5/15 E ,  F02D 41/36 B ,  F02D 45/00 362 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-066750

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