特許
J-GLOBAL ID:200903015150234665
車両用充電制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132729
公開番号(公開出願番号):特開平5-328631
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 エンジンが動作している状態での停車時にバッテリ充電制御を合理的に行い、過放電を長時間継続させないようにする。【構成】 バッテリの充放電電流を検出し、その検出出力にしたがってエンジンの回転速度を自動的に加減する車両用充電制御回路において、バッテリの充放電電流を検出する電流センサと、その出力信号を増幅する増幅器と、車両の停止状態を示す信号を発生する手段とを備え、車両が停止状態であってエンジンが動作していることを検出し、さらに放電状態に入ったことを検出したときに、放電電流を観測してその大きさにしたがって充電電流の制御基準値を設定し、設定された制御基準にならう電流値が得られる回転速度になるようにエンジンの駆動を制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの回転軸に連結されて駆動されバッテリの充電電流を発生する発電機と、バッテリの充放電電流を検出する検出回路と、この検出回路の検出出力にしたがって前記エンジンの回転速度を自動的に加減する制御回路とを備えた車両用充電制御回路において、車両の停止状態を示す信号を発生する手段を備え、前記制御回路はこの信号が車両の停止状態を示すときに制御を有効とする手段を含み、前記検出回路は、前記バッテリの端子に接続されたケーブルが挿通された電流センサと、この電流センサの出力信号を増幅する増幅器とを含み、前記制御回路は、この増幅器の出力電圧を入力としその出力電圧の極性が充電状態を示すか否かを判別する一つの比較回路と、前記出力電圧が放電状態を示す極性についてそれぞれ異なる基準電圧と比較する複数n個の比較回路とを備え、さらに前記制御回路は、前記一つの比較回路が充電状態を示す極性でなくなったときに、前記複数n個の比較回路のいずれに出力があるかにしたがって対応するエンジン回転速度を制御基準として設定する手段を備えたことを特徴とする車両用充電制御装置。
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