特許
J-GLOBAL ID:200903015153552595

円偏波および直線偏波共用一次放射器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-269304
公開番号(公開出願番号):特開平5-110302
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 円偏波(右旋及び左旋円偏波)、及び直線偏波(水平及び垂直偏波)を使用している衛星からの電波を共に受信可能な、一次放射器を提供する。【構成】 円形導波管2の内部の開口部1側に、長手方向が管軸と平行となるようにして円形導波管2の中心に配置したフェライト棒5と、フェライト棒5に直流磁界を加える励磁コイル4と、終端面3側に電磁波のTE11モードの水平及び垂直方向成分を出力可能にして設けた出力手段、方形導波管6及び7とからなり、フェライト棒5の直流磁界をファラデー回転領域内で値を設定して、水平偏波あるいは垂直偏波の内、前記出力手段の一方から受信希望の信号を選択して得、フェライト棒5の直流磁界を磁気共鳴領域内で値を設定し、右旋円偏波あるいは左旋円偏波の内、一方を正円偏波の磁気共鳴現象で吸収し、受信希望の他方を負の円偏波となるようにして、前記出力手段の他方から受信希望の信号を得る。
請求項(抜粋):
一端に電磁波を導入する開口部を設け、他端に終端面を設けた円形導波管と、同円形導波管の内部の開口部側に、長手方向が管軸と平行となるようにして円形導波管の中心に配置したフェライト棒と、同フェライト棒に直接巻き付けて同フェライト棒に直流磁界を加える励磁コイルと、同円形導波管の終端面側に、円形導波管内を伝播する電磁波のTE11モードの水平方向成分および垂直方向成分を出力可能にして設けた2つの出力手段とからなり、フェライト棒の直流磁界をファラデー回転領域内で値を設定することにより、前記円形導波管内に導入された水平偏波あるいは垂直偏波の内、受信希望の偏波信号を選択して前記出力手段の一方から出力せしめ、前記フェライト棒の直流磁界を磁気共鳴領域内で値を設定することにより、前記円形導波管内に導入された右旋あるいは左旋円偏波の内、一方を正円偏波の磁気共鳴現象で吸収し、受信希望の他方を負の円偏波となるようにして前記出力手段の他方から出力せしめることを特徴とする円偏波および直線偏波共用一次放射器。
IPC (4件):
H01P 1/161 ,  H01P 1/165 ,  H01Q 3/00 ,  H01Q 13/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-003339
  • 特開平3-018101
  • 特開昭55-093302

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