特許
J-GLOBAL ID:200903015157497343
駆動力伝達装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 脩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-169936
公開番号(公開出願番号):特開2005-003167
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】パイロットクラッチの引きずりトルクを小さく抑えることにより、メインクラッチの引きずりトルクをより小さく抑える駆動力伝達装置を提供する。【解決手段】駆動力伝達装置は、ハウジングの内周壁面とインナシャフト外周壁面との間にメインクラッチ、カム機構およびパイロットクラッチを収納する。パイロットクラッチを構成するパイロットアウタクラッチプレートはハウジングの内周壁面に軸線方向に移動可能に係合され、パイロットクラッチを構成するパイロットインナクラッチプレートはパイロットアウタクラッチプレートと交互に配置して第1カム部材の外周壁面に軸線方向に移動可能に係合されている。パイロットアウタクラッチプレート21の外環部21aの表面および裏面の両摩擦部には、内周端から延在して外周端に到達する途中で行き止まりとなる複数の油溝21eが形成されている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
円筒状の内周面を有するハウジング内にインナシャフトを同一回転軸上で相対回転可能に軸承し、前記ハウジングの内周壁面と前記インナシャフト外周壁面との間にメインクラッチ、カム機構およびパイロットクラッチを収納するとともに該メインクラッチおよびパイロットクラッチの機能を保持する潤滑油を封入する収納室を形成し、前記パイロットクラッチに発生させた摩擦係合力を前記カム機構の作用によって増幅させて前記メインクラッチに伝達させて同メインクラッチを押圧して前記ハウジングとインナシャフトをトルク伝達可能に連結してなり、前記パイロットクラッチを構成する金属製のパイロットアウタクラッチプレートを前記ハウジングの内周壁面に係合し、前記パイロットクラッチを構成する金属製のパイロットインナクラッチプレートを前記パイロットアウタクラッチプレートと交互に配置して前記インナシャフトの外周壁面に係合し、隣接する前記パイロットアウタクラッチプレートおよびパイロットインナクラッチプレートの接合する両接合面の摩擦部の少なくともいずれか一方に前記潤滑油を前記摩擦部の内周端から外周端へ導く油溝を形成し、該油溝は前記外周端に近づくにつれて前記潤滑油の流動抵抗が増大する形状であることを特徴とする駆動力伝達装置。
IPC (3件):
F16D13/62
, F16D13/52
, F16D27/115
FI (3件):
F16D13/62 A
, F16D13/52 D
, F16D27/10 351B
Fターム (13件):
3J056AA34
, 3J056AA43
, 3J056AA60
, 3J056BA02
, 3J056BB12
, 3J056BE21
, 3J056CA09
, 3J056CA16
, 3J056CC33
, 3J056EA03
, 3J056EA18
, 3J056GA03
, 3J056GA12
前のページに戻る