特許
J-GLOBAL ID:200903015165225743

アルコールの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254923
公開番号(公開出願番号):特開平6-122638
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 アルデヒドの水添により得られたアルコールを蒸留精製するにあたり、純度、特に硫酸着色試験において工業上の要求に十分満足しうるアルコールを得ることができる新規な精製方法を提供する。【構成】 アルデヒドの水添により得られたアルコールを蒸留精製するにあたり、まず第1蒸留塔において低沸点成分及びアルコールを高沸点成分から蒸留分離し、次に第2蒸留塔において低沸点成分をアルコールから蒸留分離し、アルコール成分を側流として流出させることを特徴とするアルコールの精製方法。【効果】 本発明方法によれば、得られるアルコール製品は製品の純度及び硫酸着色試験、さらにはカルボニル価の良好なものが得られ、また蒸留塔が2塔方式で済むので設備費用及びエネルギーコストを大幅に削減できるため工業的に多大な利益を供する。
請求項(抜粋):
アルデヒドを水添反応させて得られるアルコール生成物を蒸留精製するにあたり、該アルコール生成物を第1蒸留塔に供給し、アルコールを高沸点成分から蒸留分離し、塔頂より低沸点成分及びアルコールを含有し実質的に高沸点成分を含有しない留分を留出させ、これを第2蒸留塔に供給して低沸点成分をアルコールから蒸留分離し、塔頂より低沸点成分を主成分とする留分を留出させ、一方アルコール成分を原料供給段の下方より側流として流出させて精製アルコールを得ることを特徴とするアルコールの精製方法。
IPC (7件):
C07C 31/00 ,  B01D 3/14 ,  C07B 63/00 ,  C07C 29/141 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/12 ,  C07C 31/125

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