特許
J-GLOBAL ID:200903015173649048
優先制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034300
公開番号(公開出願番号):特開平9-205461
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 IPルータ内輻輳あるいは網輻輳に対して、上位アプリケーション種別によるトラヒック特性に応じたデータ転送の優先制御を可能とする。【解決手段】 転送優先度決定手段1は上位層からのデータのトラヒック特性に応じて転送優先度を決定し、IP優先度パラメタ設定手段3は転送優先度をPrecedenceパラメタ14にマッピングしてIPパケット12をIPルータ22に送出する。転送優先度によるIPパケット廃棄制御手段5はPrecedenceパラメタ14をチェックして転送優先度の低いIPパケット12の廃棄を制御し、Source Quenchパケット送出手段6はIPパケット12の廃棄発生をSource Quenchパケット13により送信元のエンドシステム21に通知する。転送優先度によるTCP利用者データフロー制御手段2は転送優先度の低いTCP利用者データ11の送信抑止を制御する。
請求項(抜粋):
TCP/IPネットワークのLANに接続されたエンドシステムにおいて、TCP層で上位層からのデータのトラヒック特性に応じて転送優先度を決定する転送優先度決定手段と、この転送優先度決定手段により決定された転送優先度をIP層の「TYPEOF SERVICE」フィールドのPrecedenceパラメタにマッピングしてIPパケットをIPルータに送出するIP優先度パラメタ設定手段と、前記IPルータからのSource Quenchパケットの受信時に中継時の輻輳によるIPパケットの廃棄発生をIP/ICMP層からTCP層に通知する輻輳通知手段と、IP/ICMP層からの輻輳通知回数の計測値に基づきTCP層で転送優先度の低いTCP利用者データの送信抑止を制御する転送優先度によるTCP利用者データフロー制御手段とを有し、TCP/IPネットワークのIPルータにおいて、IPルータ内輻輳発生あるいは回復検出時にIP/ICMP層で受信したIPパケットのPrecedenceパラメタをチェックして転送優先度の低いIPパケットの廃棄を制御する転送優先度によるIPパケット廃棄制御手段と、この転送優先度によるIPパケット廃棄制御手段による中継時の輻輳によるIPパケットの廃棄発生をSource Quenchパケットにより送信元のエンドシステムに通知するSource Quenchパケット送出手段とを有することを特徴とする優先制御方式。
IPC (5件):
H04L 12/56
, H04L 12/46
, H04L 12/28
, H04L 29/06
, H04Q 3/00
FI (4件):
H04L 11/20 102 A
, H04Q 3/00
, H04L 11/00 310 C
, H04L 13/00 305 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開平3-268641
-
パケット通信方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-300888
出願人:日本電信電話株式会社
前のページに戻る