特許
J-GLOBAL ID:200903015180125135

トラクタのブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広渡 禧彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137110
公開番号(公開出願番号):特開平8-295214
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 ホイールパーク式トラクタ及びトレーラ連結車両の走行中に何等かの軸でトラクタ又はトレーラのサービスライン又はエマージェンシラインが失陥した場合、運転者が行なう単一の動作により連結車両を減速し停車させて、走行安全性を図ると共に、トラクタエアタンクからの圧縮空気の流出を遮断し得る安価なブレーキ装置を提供する。【構成】 ホイールパーク式トラクタがトレーラを連結して走行しているときに、トラクタ又はトレーラのサービスライン又はエマージェンシラインが失陥した場合、運転者が常用ブレーキを作動させるか、トレーラブレーキバルブを開操作する単一の動作を行なうことにより、トレーラの非常ブレーキを作動させて、連結車両を減速し停止させると共に、トラクタエアタンクとサービスライン及びエマージェンシラインとの間に介装されたエマージェンシコントロールバルブの作動により、トラクタエアタンクからの圧縮空気の流出を阻止する。
請求項(抜粋):
トラクタに設けられ圧縮空気を貯溜するエアタンク、トラクタのキャブ内に設けられたブレーキバルブ又はハンドブレーキバルブが開操作されたとき上記エアタンクから圧縮空気を供給されることによって非制動状態に保持されるスプリングブレーキ部と上記ブレーキバルブが操作されたとき作動される常用ブレーキ部とを具えたトラクタのブレーキ装置、上記ブレーキバルブが開操作されたときトレーラのサービスラインに信号空気圧を供給しトレーラの常用ブレーキを作動させるトレーラ用サービスライン、上記エアタンクの圧縮空気をトレーラのエマージェンシラインを介してトレーラのエアタンクに供給するトラクタエマージェンシライン、及び上記トラクタのエアタンクとトレーラ用サービスラインとの間に介装され開操作されることによって上記トレーラのサービスラインに信号空気圧を供給してトレーラの常用ブレーキを作動させるトレーラブレーキバルブを具えたものにおいて、上記トラクタエアタンクに連通する第1のポートと、上記トラクタエマージェンシラインに連通する第2のポートと、上記トレーラブレーキバルブの出力側に接続された第3のポートと、上記トレーラ用サービスラインに接続された第4のポートとを具えた弁ハウジング、及び同弁ハウジング内に収容され上記第3ポートに作用する信号空気圧が第4ポートに作用する空気圧より設定値以上大きくないときに、第1ポートと第2ポートとを連通させ、かつ上記第3ポートに作用する信号空気圧が第4ポートに作用する空気圧より上記設定値以上大きいときは、上記第1ポートと第2ポートとの連通を遮断すると共に、第2ポートと第4ポートとを連通させる圧力応動弁部材を有するエマージェンシコントロールバルブを具備してなることを特徴とするトラクタのブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 7/20 ,  B60T 7/12
FI (2件):
B60T 7/20 ,  B60T 7/12 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-198159
  • 特開昭57-198159

前のページに戻る