特許
J-GLOBAL ID:200903015184633437

糖脂質誘導体およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268831
公開番号(公開出願番号):特開平8-134089
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ムチン型糖蛋白質糖鎖に対する抗体を得るための、抗原となる化合物を開発する。【構成】一般式(I)〔式中、Rは水素原子または水酸基の保護基;XはN3,NH2、アセタミド基;Yはフタリミド基アセタミド基、NH2;R1,R2は一方か水素原子で他方は-O-CH2-CH(R3)...NHCOR4;R3はH,Li,Na,K,カルボン酸保護基;R4,R5は-(CH2)n-CH3(n=12〜27)等;を表す〕で表される糖脂質誘導体。またオリゴ糖と脂質とを反応させて、糖脂質誘導体を製造する。
請求項(抜粋):
下記一般式化1【化1】で表わされることを特徴とする糖脂質誘導体。(式中Rは、水素原子、または水酸基の保護基であり、Xはアジド基、アセタミド基、またはアミノ基であり、Yはフタリミド基、アセタミド基、またはアミノ基であり、R1,R2は、いずれか一方が水素原子で、他方が化2を示し、R3は、水素原子、リチウム、ナトリウム、カリウム、またはカルボン酸の保護基を示す。【化2】(式中R4は-CHX1-CHX2-(CH2)n-CH3で表わされ、ここでX1,X2は、a)X1=H,X2=H、b)X1=OR6,X2=H、c)X1=OR6,X2=OR6の3組の組み合わせのいずれかを含む。R5は-CH(OR6)-CHX3-CHX4-(CH2)m-CH3または、-CO-(CH2)m-CH3で表わされ、ここでX3,X4は、d)X3=H,X4=H、e)X3,X4は両者合体して二重結合、f)X3=OR6,X4=Hの3組の組み合わせのいずれかを含む。さらに、R6は水素原子、または水酸基の保護基を表わし、n,mは10ないし25の正の整数を表わす。)

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