特許
J-GLOBAL ID:200903015191152088

加圧流動層ボイラとその緊急停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271494
公開番号(公開出願番号):特開平9-112817
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 加圧流動層ボイラ停止時に高価な断熱材を施した特殊な配管または特別な大がかりな装置を用いる必要が無く、系外へ排出する高温燃焼ガス温度を650°C以下まで低減すること。【解決手段】 コンプレッサー8とガスタービン12が急停止した時に、ガスタービンバイパス燃焼ガス配管15の遮断弁16を開くと同時に、コンプレッサー8出口の約300°Cの燃焼空気を、圧力容器バイパス空気配管10の遮断弁11を開とすることにより、約800°Cの高温燃焼排ガスと混合するようにしたもので、混合後は約550°Cに減温されたガスが加圧流動層ボイラ2の系外に排出されることになる。そのため、高温燃焼排ガスと燃焼空気との混合後のガス配管は、オーステナイトステンレス材や特殊配管を使用することなく、650°Cまで使用可能な合金鋼材にて構成することが可能となる。
請求項(抜粋):
コンプレッサーの高圧燃焼空気を圧力容器内に供給し、圧力容器内に格納した流動層ボイラで該高圧燃焼空気と石炭を燃焼して発生する高温燃焼排気ガスをガスタービンに導き、ガスタービンおよびコンプレッサーを駆動する加圧流動層ボイラにおいて、流動層ボイラで発生する燃焼ガスをガスタービンに導く燃焼ガス配管に燃焼ガス遮断弁を有するタービンバイパス排気ガス管を設け、また、コンプレッサーの高圧燃焼空気を圧力容器内に供給する空気配管にバイパス空気遮断弁を有する圧力容器バイパス空気配管を設け、前記タービンバイパス排気ガス管に設けられる遮断弁の下流側には、圧力容器バイパス空気配管の端部を接続する接続部を設け、さらにガスタービン入口側の燃焼ガス配管に止め弁を設けたことを特徴とする加圧流動層ボイラ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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