特許
J-GLOBAL ID:200903015193097386

車輪ロック防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166109
公開番号(公開出願番号):特開平6-001228
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 アンチロックブレーキシステムの初期設定を道路状況に応じて設定することの可能な車輪ロック防止装置を提供する。【構成】 自動車の4輪全てに速度検出器11FR、FL、RRおよびRLが設置されており制御部21に読み込まれる。制御部では4輪のブレーキ圧力制御指令が演算され、ブレーキアクチュエータ22に供給される。ブレーキアクチュエータには油圧ブレーキ装置が収納されていて、ブレーキペダルが踏まれると踏み込み量に比例した油圧を発生して各車輪に設けられたホイールシリンダに供給する。スリップ比が所定の値以上となり制御部からブレーキ圧力制御指令が出力されるとブレーキ圧は減圧されてコーナリングフォースが減少することを防止する。そして減圧制御を開始するスリップ比はたとえば検出器23で検出される大気温度によって変更される。
請求項(抜粋):
自動車の4つの車輪速度を個別に検出する4つの速度検出器と、該4つの速度検出器で検出された車輪速度から自動車の速度を推定する自動車速度推定手段と、該自動車速度推定手段で推定された自動車速度と各車輪速度との差に基づいてスリップ比を演算するスリップ比演算手段と、該スリップ比演算手段で演算されたスリップ比が所定の減圧開始スリップ比以上となった時にブレーキ圧を減圧し、スリップ比が所定の増圧・保持開始スリップ比となった時にブレーキ圧を増圧あるいは保持するブレーキ圧制御手段と、から構成される車輪ロック防止装置において、自動車の車外の大気温度を検出する大気温度検出手段と、該大気温度検出手段によって検出された大気温度に応じて少なくとも2種類の減圧開始スリップ比および増圧・保持開始スリップ比を切り換える所定スリップ比変更手段と、が追設された車輪ロック防止装置。

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