特許
J-GLOBAL ID:200903015195569536

収音装置,音声認識装置,これらの方法、及びプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-232565
公開番号(公開出願番号):特開平11-305792
出願日: 1998年08月19日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 正しく騒音を推定でき、かつ非定常な騒音も抑圧可能とし、更に音声認識率を向上させる。【解決手段】 目的信号音源に近いマイク1と、これより遠いマイク2の各出力をスペクトルにそれぞれ変換し(3,4)、その各対応成分L(ωi )とR(ωi )とのレベル差ΔLR(ωi )を検出し(5)、ΔLR(ωi )がしきい値Th(ωi )以上のωi を選択し(6)、L(ω)からその成分L(ωi )を抽出し、これを時間波形に変換する(8)、ΔLR(ωi )がTh(ωi )以下の成分L(ωk )に対し、重みw(ωk )を与えて(9)、時間波形に変換し、音源無音区間を判定し(10)、その時ΔLR(ω)>Th(ω)であれば、そのΔLR(ω)をTh(ω)とする(11)。変換された時間波形を蓄積し、音声区間を骨導マイクで検出して、その区間のみ蓄積波形に対し音声認識させる。
請求項(抜粋):
目的信号の音源に近い位置に設置された第1マイクロホンと、前記位置より前記目的信号の音源から離れた位置に設置された第2マイクロホンと、前記第1,第2マイクロホンの各々の出力信号を振幅スペクトルと位相スペクトルに変換する第1,第2スペクトル変換手段と、前記第1,第2スペクトル変換手段から出力される、各対応する周波数成分ごとの振幅スペクトルのレベル差を計算するレベル差算出手段と、前記レベル差算出手段より出力される各周波数成分ごとのレベル差と、予め設定されたしきい値とを比較し、前記レベル差がしきい値よりも大きい周波数成分を目的信号が支配的な周波数成分と判定する音源周波数成分選択手段と、前記第1マイクロホンの出力信号の振幅スペクトルから、前記判定にもとづき前記目的信号が支配的と判定された周波数成分を抽出する音源周波数成分抽出手段と、前記音源周波数成分抽出手段より抽出された振幅スペクトルを、前記第1スペクトル変換手段により算出される位相スペクトルを用いて時間波形に変換する時間波形変換手段を有することを特徴とする収音装置。
IPC (2件):
G10L 3/02 301 ,  G10L 9/00
FI (2件):
G10L 3/02 301 E ,  G10L 9/00 F
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 雑音抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-014874   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開昭59-068800
  • 特開昭56-046300
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