特許
J-GLOBAL ID:200903015198404767

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149002
公開番号(公開出願番号):特開平11-337236
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機入口付近の配管温度と外気温度と配管長設定値と予め求めておいた冷凍サイクル内に封入される冷媒量との関係を基に、冷媒の不足を判定し、冷媒封入量を適正化することで、圧縮機の破損を未然に防止すると共に冷媒封入量の省冷媒化及び設置作業時間の最短化を図る。【解決手段】 試運転の有無を判別する試運転手段10と、圧縮機1の入口付近に設置された温度センサTh0と温度センサTh0からの信号を数値化する温度演算手段11と、配管長さを設定する配管長設定スイッチ12と配管長設定スイッチ11の値から配管長さを数値化ずる配管長演算手段13と、圧縮機入口温度と配管長と冷媒封入量の関係を基に冷媒封入量の適量,不適量を判定する冷媒封入量判定手段14を設けることにより、試運転時、配管長に応じて冷媒封入量を適正化することで、圧縮機の破損を未然に防止すると共に、設置形態に最適な冷媒を封入でき、省冷媒化が可能となり作業時間の最短化と冷媒の過封入を防止できる。
請求項(抜粋):
圧縮機と室外熱交換器と室外送風機とからなる室外ユニットと、室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、前記圧縮機,前記室外熱交換器,前記室内熱交換器,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ冷房サイクルを形成し、前記室外ユニットもしくは前記室内ユニットからの信号もとに試運転の有無を判断する試運転手段と、前記圧縮機の入口近傍に設置された温度センサと、前記温度センサからの信号から前記圧縮機の入口近傍の冷媒配管温度を数値化する温度演算手段と、外気温度を検知する外気温度センサと、外気温度センサからの信号を数値化する外気温度演算手段と、前記室外ユニットと前記室内ユニットを接続する冷媒配管の長さを設定する配管長設定スイッチと前記配管長設定スイッチからの信号から冷媒配管長を数値化する配管長判定手段と、前記試運転手段から試運転開始の指示がある場合、前記温度演算手段で演算された圧縮機入口温度と前記外気温度と前記配管長演算手段で演算された配管長と予め実験により算出した冷媒封入量との相関関係をもとに冷媒封入量の適量,不適量を判定する冷媒封入量判定手段と、冷媒の適量,不適量を表示する冷媒適量表示手段とからなる第1制御装置を備えたことを特徴とする空気調和装置。

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