特許
J-GLOBAL ID:200903015199524626

用紙搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277483
公開番号(公開出願番号):特開平6-127723
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 用紙を1枚ずつ分離して搬送する際、用紙の搬送速度が変わっても、良好な用紙分離性能を維持させる。【構成】 逆転さばきローラ56の正転さばきローラ55に対する圧接力は、支持板81、支軸82、レバー83を介してコイルばね84により付与される。用紙が送り出されてからレジスターローラ58でレジストされるまでの圧接力N1は、正転さばきローラ55による搬送速度v1に対して用紙を分離するのに適正な圧力に設定されている。レジスト後、用紙はレジスターローラ58によって高速度v2で搬送され、このとき電磁ソレノイドSLがオフされることにより、調整レバー85がレバー83を規制し、ローラ56のローラ55に対する圧接力を弱める。このときの圧接力N2は速度v2で搬送される用紙を分離するのに適正な圧力である。
請求項(抜粋):
積載状態にある用紙に圧接しつつ用紙に一方向への搬送力を付与するピックアップ手段と、用紙を搬送するための正転部材と搬送される用紙を1枚に分離するための分離部材とで構成され、前記ピックアップ手段の下流側に位置し、ピックアップされた用紙を1枚に分離して下流側に搬送するさばき手段と、前記さばき手段を駆動する第1の駆動手段と、前記さばき手段の下流側に位置し、1枚に分離された用紙をさらに下流側に搬送する搬送手段と、前記搬送手段を駆動する第2の駆動手段と、前記正転部材と前記分離部材との間に、用紙が正転部材によって第1の速度で搬送されるときに用紙を分離するために必要な第1の圧力と、用紙が前記搬送手段によって第2の速度で搬送されるときに用紙を分離するために必要な第2の圧力とを選択的に作用させる加圧手段と、第1の駆動手段によって駆動されるさばき手段によって1枚に分離された用紙の先端が搬送手段に当接した一定時間後に該搬送手段を第2の駆動手段によって駆動させ、該搬送手段により用紙の搬送が開始した後所定時間さばき手段を第1の駆動手段によって駆動させる第1の制御手段と、正転部材と分離部材との間に、搬送手段が第2の駆動手段からの駆動力を受けるまでは第1の圧力が作用するように、搬送手段が第2の駆動手段からの駆動力を受けた後は第2の圧力が作用するように、前記加圧手段を制御する第2の制御手段と、を備えたことを特徴とする用紙搬送装置。
IPC (6件):
B65H 3/52 330 ,  B65H 3/52 ,  B65H 3/06 340 ,  B65H 9/14 ,  G03G 15/00 107 ,  G03G 15/00 108

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