特許
J-GLOBAL ID:200903015205237685

酸素輸送素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-273513
公開番号(公開出願番号):特開平7-126069
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 高い効率で気固相反応を起こさせ所望の酸素分圧・酸素濃度を比較的低温で得る。【構成】 低酸素分圧側の第1領域と高酸素分圧側の第2領域の間に介在し第2領域の酸素を第1領域に輸送する酸素輸送素子に関し、この素子10が(A"O)<SB>n</SB>(AO)<SB>2</SB>(A'O<SB>y</SB>)(CuO<SB>2</SB>)<SB>2</SB>...(1)で表される酸素欠損層状ペロブスカイト構造を有する酸化物焼結体である。この素子の第1及び第2領域に接する両層が0≦y<0.4又は0.6<y<1.0で表される式(1)の構造を有する酸素イオン伝導体11からなり、前記両層以外の中間層が0.4≦y≦0.6で表される式(1)の構造を有する混合イオン伝導体12,13からなる(ただし、A及びA'はCa,Sr,Ba又はMgであり、A"はBi,Pb,Tl,Hg,Cu,Fe,Zn又はNiであり、0≦n≦3である。)。
請求項(抜粋):
低酸素分圧側の第1領域(A)と高酸素分圧側の第2領域(B)の間に介在し前記第2領域(B)の酸素を前記第1領域(A)に輸送する酸素輸送素子において、前記素子が (A"O)<SB>n</SB>(AO)<SB>2</SB>(A'O<SB>y</SB>)(CuO<SB>2</SB>)<SB>2</SB> (1)で表される酸素欠損層状ペロブスカイト構造を有する酸化物焼結体であって、前記素子の前記第1及び第2領域(A,B)に接する両層が0≦y<0.4 又は 0.6<y<1.0で表される前記式(1)の酸素欠損層状ペロブスカイト構造を有する混合イオン伝導体(12,13)からなり、前記両層以外の中間層が0.4≦y≦0.6で表される前記式(1)の酸素欠損層状ペロブスカイト構造を有する酸素イオン伝導体(11)からなることを特徴とする酸素輸送素子。(ただし、A及びA'はCa,Sr,Ba又はMgであり、A"はBi,Pb,Tl,Hg,Cu,Fe,Zn又はNiであり、0≦n≦3である。)
IPC (3件):
C04B 35/495 ,  G01N 27/41 ,  G01N 27/409
FI (3件):
C04B 35/00 J ,  G01N 27/46 325 Z ,  G01N 27/58 A

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