特許
J-GLOBAL ID:200903015207846417

チップソー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-030310
公開番号(公開出願番号):特開平6-246535
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明はチップソーに関するものであり、その目的とするところは、前記チップソーのチップポケット周縁の台金にかかる応力を小さくすることによって強度寿命の向上を図ることである。【構成】 周縁にチップポケット5を有する台金2のチップポケット5を挾み、その前後に切込み制限部6及び夫々異なる切刃部3a、4aを有するチップ3、チップ4を設ける。前記チップ長手方向を切削工具の走行方向と同方向にして台金2にロウ接合し、チップポケット5の深さを小さくすると共に、周縁形状を大きい滑らかな円弧状に形成したチップソー1で、チップ3のスクイ角、先端逃げ角、チップポケット5の刃底部8の表面粗さ、チップ3、4の切刃部7先端部Rを適正範囲内に設定することにより、チップソー1の寿命向上、台金2の強度向上を図り、併せて安全性の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
周縁に櫛状切欠きをなすチップポケットを設けた台金と、該台金の周縁でチップポケットの後端に接合され、超硬等の硬質材で成形されたチップを有するチップソーであって、前記チップの長手方向を切削工具の走行方向と同方向にし、チップの最外周縁から前記チップポケットの最凹部までの長さを、チップの長手方向長さと同等かそれより短くし更に前記チップポケットの全周縁を大きい滑らかな円弧状形状としたチップソーにおいて、前記台金の法線と前記チップのなすスクイ角が-3°〜0°、先端逃げ角が10°〜15°の範囲にチップを取付けて形成し、チップポケットの表面粗さを5μm以下とし、チップの切刃先端部に半径0.1〜0.2mmの微小なRを付けたことを特徴とするチップソー。

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