特許
J-GLOBAL ID:200903015211898081

アクテイブマトリクス液晶表示素子及び投射型アクテイブマトリクス液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉名 謙治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209896
公開番号(公開出願番号):特開平5-034727
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】液晶が樹脂マトリクス中に分散保持され屈折率の変化により透過-散乱を制御する液晶樹脂複合体を挟持した液晶光学素子の階調駆動時の中間調表示における残像現象を低減して、美しい中間調表示可能にする。【構成】液晶樹脂複合体7 に使用する樹脂材料として、以下の式(1)、(2) を満足するようにする。Δn2・Δε/(K33・η) > 0.0011 (1)5(K33/η)0.5>R >(K33/Δε)0.5 (2)なお、液晶の屈折率異方性Δn は0.18以上、樹脂マトリクス中に分散保持される液晶の平均粒子径はR(μm) 、液晶の比誘電率異方性はΔε、弾性定数はK33(10-12N) 、粘度はη(cSt) とする。
請求項(抜粋):
画素電極毎に能動素子を設けたアクティブマトリクス基板と、対向電極を設けた対向電極基板との間に、誘電異方性が正のネマチック液晶が樹脂マトリクス中に分散保持され、電圧の印加時または非印加時のいずれかの状態においてその樹脂マトリクスの屈折率が使用する液晶の屈折率とほぼ一致するようにされた液晶樹脂複合体を挟持してなるアクティブマトリクス液晶表示素子において、使用するネマチック液晶の屈折率異方性Δn が0.18以上で、樹脂マトリクス中に分散保持される液晶の平均粒子径R(μm) 、と液晶の比誘電率異方性Δε、弾性定数K33(10-12N) 、粘度η(cSt) とが、Δn2・Δε/(K33・η) > 0.0011 (1)5(K33/η)0.5>R >(K33/Δε)0.5 (2)の関係を満足することを特徴とするアクティブマトリクス液晶表示素子。

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