特許
J-GLOBAL ID:200903015214818763

カラー画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035691
公開番号(公開出願番号):特開平9-211816
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】発色現像時間を短縮してもかぶりの増加を伴わずに高感度化した感材を提供する。【解決手段】透明支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層有するカラー感光材料を、発色現像液を用いて、25〜90秒の発色現像時間で処理するカラー画像形成方法であって、該ハロゲン化銀乳剤層が5重構造をもつハロゲン化銀乳剤を含有しかつ、該発色現像液がチオ硫酸塩、メタンチオスルフォン酸塩等のハロゲン化銀溶剤を含有する。
請求項(抜粋):
透明支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を、発色現像液を用いて、25〜90秒の発色現像時間で処理するカラー画像形成方法において、該ハロゲン化銀乳剤層が平行な主平面が(111)面でありかつアスペクト比2以上の沃臭化銀よりなる平板粒子により全投影面積の50%以上が占められるハロゲン化銀写真乳剤において、該平板粒子が、中心部からコア、第1シェル、第2シェル、第3シェル、第4シェルの少なくとも5重構造からなり、コアの比率が全銀量に対して20モル%以上50モル%以下であって、その平均沃化銀含有率が0モル%以上5モル%以下であり、第1シェルの比率が全銀量に対して5モル%以上30モル%以下であって、その平均沃化銀含有率が15モル%以上40モル%以下であり、第2シェルの比率が全銀量に対して10モル%以上30モル%以下であって、その平均沃化銀含有率が0モル%以上5モル%以下であり、第3シェルの比率が全銀量に対して1モル%以上10モル%以下であって、その平均沃化銀含有率が20モル%以上100モル%以下であり、第4シェルの比率が全銀量に対して10モル%以上40モル%以下であって、その平均沃化銀含有率が0モル%以上5モル%以下であることを特徴とするハロゲン化銀写真乳剤を含有しかつ、該発色現像液がチオ硫酸塩、メタンチオスルフォン酸塩及び下記一般式(A)〜(E)から選ばれるハロゲン化銀溶剤を含有することを特徴とするカラー画像形成方法。一般式(A)【化1】式中、Qa1は5または6員の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表わす。尚、この複素環は炭素芳香環または複素芳香環と縮合していてもよい。La1は、単結合、二価の脂肪族基、二価の芳香族炭化水素基、二価の複素環基又はこれらの組合せた連結基を表わす。Ra1はカルボン酸もしくはその塩、スルホン酸もしくはその塩、ホスホン酸もしくはその塩、アミノ基またはアンモニウム塩を表わす。qは1〜3の整数を表わし、Ma1は水素原子またはカチオンを表わす。一般式(B)【化2】式中Qb1は、炭素原子、窒素原子、酸素原子、硫黄原子またはセレン原子により構成される5または6員のメソイオン環を表わし、Xb1- は-O- 、-S- または-N- Rb1を表わす。Rb1は脂肪族基、芳香族炭化水素基または複素環基を表わす。一般式(C)Lc1-(Ac1-Lc2)r -Ac2-Lc3式中、Lc1及びLc3は同一でも異なっていてもよく各々脂肪族基、芳香族炭化水素基、複素環基を表わし、Lc2は二価の脂肪族基、二価の芳香族炭化水素基、二価の複素環連結基またはそれらを組み合わせた連結基を表わす。Ac1及びAc2はそれぞれ-S-、-O-、-NRc20 -、-CO-、-SO2 -またはそれらを組み合わせた基を表わす。rは1〜10の整数を表わす。ただし、Lc1及びLc3の少なくとも1つは-SO3 Mc1、-PO3 Mc2Mc3、-NRc1(Rc2)、-N+ Rc3(Rc4)(Rc5)・Xc1- 、-SO2 NRc6(Rc7)、-NRc8SO2Rc9、-CONRc10 (Rc11 )、-NRc12 CORc13 、-SO2 Rc14 、-PO(-NRc15 (Rc16 ))2 、-NRc17 CONRc18 (Rc19 )、-COOMc4または複素環基で置換されているものとする。Mc1、Mc2、Mc3及びMc4は同一でも異なっていてもよく各々水素原子または対カチオンを表わす。Mc1〜Mc20 は同一でも異なってもよく各々水素原子、脂肪族基または芳香族炭化水素基を表わし、Xc1- は対アニオンを表わす。ただしAc1及びAc2の少なくとも1つは-S-を表わす。一般式(D)【化3】式中、Xd 及びYd は脂肪族基、芳香族炭化水素基、複素環基、-N(Rd1)Rd2、-N(Rd3)N(Rd4)Rd5、-ORd6、又は-SRd7を表わす。尚、Xd とYd は環を形成してもよいが、エノール化することはない。ただし、Xd 及びYd のうち少なくとも一つはカルボン酸もしくはその塩、スルホン酸もしくはその塩、ホスホン酸もしくはその塩、アミノ基またはアンモニウム基、水酸基の少なくとも1つで置換されているものとする。Rd1、Rd2、Rd3、Rd4及びRd5は水素原子、脂肪族基、芳香族炭化水素基又は複素環基を表わし、Rd6及びRd7は水素原子、カチオン、脂肪族基、芳香族炭化水素基または複素環基を表わす。一般式(E)【化4】上記一般式(E)において、Re1、Re2、Re3およびRe4は、それぞれ、水素原子、アルキル基またはアルケニル基を表わす。
IPC (6件):
G03C 7/407 ,  G03C 1/00 GAP ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/76 502 ,  G03C 7/00 510 ,  G03C 7/00 530
FI (9件):
G03C 7/407 ,  G03C 1/00 GAP E ,  G03C 1/035 H ,  G03C 1/035 G ,  G03C 1/035 K ,  G03C 1/035 B ,  G03C 1/76 502 ,  G03C 7/00 510 ,  G03C 7/00 530

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