特許

J-GLOBAL ID：200903015223350561

車両用空調装置

発明者： 影目 吉成 ,  石丸 雅浩
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 碓氷 裕彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-218294
公開番号（公開出願番号）：特開平5-058143
出願日： 1991年08月29日
公開日（公表日）： 1993年03月09日
要約：

【要約】【目的】 冷風と温風とが十分に混合された空気を乗員に向かって吹き出す車両用空調装置を提供する。【構成】 第1冷風通路7と第1温風通路9とが交差する交差部である第1エアミックスチャンバ15内に第1ロータリーダンパ12bを配設する。すると第1温風通路9を通ってきた温風は第1ロータリーダンパ12bの湾曲形状に沿ってその方向を変え、第1冷風通路7を通ってきた冷風と第1エアミックスチャンバ15内で互いに衝突し、冷風と温風は十分に混合する。第2冷風通路8と第2温風通路10とが交差する交差部である第2エアミックスチャンバ17内に第2ロータリーダンパ13bを配設する。すると第2冷風通路8を通ってきた冷風は第2ロータリーダンパの湾曲形状に沿ってその方向を変え、第2温風通路10を通ってきた温風と第2エアミックスチャンバ17内で互いに衝突し、冷風と温風は十分に混合する。

請求項（抜粋）：

送風されてきた空気を冷却する蒸発器と、前記空気を加熱する加熱器と、前記蒸発器によって冷却された冷風が前記加熱器をバイパスして通る冷風通路と、前記加熱器によって加熱された温風が通る温風通路と、前記冷風通路と前記温風通路とが交差する交差部と、該交差部へ流れる前記冷風の量と前記温風の量との割合を調節する冷温風割合調節手段と、前記交差部の下流に形成され、前記冷風の量と温風の量との割合が調節された前記空気を車室内へ吹き出すための吹出口と、前記交差部に設けられており、湾曲形状を成し、該湾曲方向に回動し、前記冷風と前記温風とが実質的に対向するように前記冷風および前記温風のうちいずれか一方を案内し、前記回動によって前記吹出口の開口面積を制御する障壁とを備えることを特徴とする車両用空調装置。