特許
J-GLOBAL ID:200903015233043721

M-アレイ符号分割多元接続変復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033543
公開番号(公開出願番号):特開平6-252879
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 Mーアレイ 符号分割多元接続変復調装置におけるビット誤り率を低減する。【構成】 送信側で誤り訂正符号器を直交符号符号化部13と畳込み符号化器11を組合わせることによって、受信側でトレリス線図を使用できる構成とする。受信側では乗算部44においてPN符号を受信波にかけることによって逆拡散して拡散信号を直接ビタビ復号器47に入力することによって直交符号で距離計算を行い、送信側でシンボルおきにインターリーブを行うことによってトレリス線図を構成でき、かつ耐フェージングを行うことができる。
請求項(抜粋):
送信側に、符号化単位時間毎に、kビット(kは整数)の送信データを畳み込み符号化してgビット(gは整数)の符号を生成し、且つ、q符号化単位時間(qは整数)毎の生成符号をブロック化して1シンボルとして出力する畳込み符号化手段と、当該畳込み符号化手段の出力の時系列的順序を、シンボルを単位として、予め用意しておいたインターリーブ行列に従って変更し、且つ、各シンボル毎に、そのシンボルのデータに一意に対応する予め用意しておいた直交符号の1つを選択して出力する、インターリーブ・直交符号化手段と、当該インターリーブ・直交符号化手段の出力直交符号の各ビット毎に、通話者固有の拡散コードを乗算してスペクトル拡散する拡散手段とを備え、受信側に、ベースバンドの受信信号に、通話者固有の拡散コードを乗算してスペクトル逆拡散する逆拡散手段と、逆拡散後の前記受信信号を、予め用意しておいた送信側と同じインターリーブ行列に従ってシンボルを単位として時系列順序を変更し、送信側の畳込み符号化手段の出力と同じ時系列順序に戻すデインターリーブ手段と、このデインターリーブ手段の出力を入力として、予め用意しておいたトレリス線図の最尤パスを計算して復調する誤り訂正復号手段とを備え、この誤り訂正復号手段は、前記デインターリーブ手段のシンボル単位毎の出力と、時刻tでのトレリス線図の各畳込み符号のシフトレジスタの状態における出力直交符号との、距離を計算することにより最尤パスを推定して復調するものである、ことを特徴としたMーアレイ符号分割多元接続変復調装置。

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