特許
J-GLOBAL ID:200903015234700637

電源監視レコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093788
公開番号(公開出願番号):特開平5-264296
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 電源監視レコーダにおいて、各チャネルの入力波形の波形判定と同時にその入力波形の波形データの取込みを可能とする。【構成】 分電盤を介して使用する電力を測定する電源監視レコーダにおいて、同分電盤内で負荷電流、漏れ電流および線間電圧の波形データを各チャネル毎に取り込み、この取り込んだ波形データを短時間的にリング式に記録し、かつその波形データにより算出された実効値を長時間的に記録する際、上記取り込んでいる各チャネルの入力波形の波形データと予め比較データ用メモリに生成されている比較データ(最大値および最小値)とを比較してその入力波形の波形判定を行うようにしている。また、上記入力波形の1周期(T)についてt(波形データのサンプリング周期)回波形判定を行うために、1チャネルについて2T/t個の比較データ(最大値および最小値)が比較データ用メモリに生成される。これにより、上記入力波形の波形判定時にあっても、上記入力波形の波形データの取り込みを同時に行うことができる。
請求項(抜粋):
負荷電流、漏れ電流を検出する複数の電流クランプおよび線間電圧を検出する少なくとも1つの電圧クランプと、該検出電流、電圧を各チャネル毎に入力し、同入力電圧、電流信号を所定サンプリング周期でそれぞれディジタル変換する入力手段と、該各チャネルの入力手段でディジタル変換された波形データを取り込む取込手段と、該取り込まれた各チャネルの波形データを記録し、かつ少なくとも所定波形数分をリング式に記録する波形データ記録手段と、前記取り込まれた波形データに基づいて実効値を演算して実効値データを得る演算手段と、該演算された実効値データを記録する実効値データ記録手段と、前記入力波形の波形データと予め生成された比較データ(最大値および最小値)とを比較して同入力波形の波形判定を行う判定手段と、使用する電力の商用電源の各要素の少なくとも1つと基準値とを比較し、同商用電源を監視する電源監視手段と、前記各チャネルの波形データの取り込みととともに、同波形データの入力波形の判定を可能とし、前記使用する電力の供給停止に際しては少くとも同電力の供給停止までの1波形分の波形データを前記波形データ記録手段から読み出して同波形データにより実効値を演算し、同各実効値と予め設定した定格値と比較することにより異常チャネルを検出、表示し、かつ前記電力の供給停止の原因を判断、報知するとともに、前記判定手段の判定結果を表示する制御手段とを備えたことを特徴とする電源監視レコーダ。

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