特許
J-GLOBAL ID:200903015239228260

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275623
公開番号(公開出願番号):特開平5-113147
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関のリーンバーン制御を行なう装置において、空燃比を内燃機関のリーン限界まで制御して、燃費向上効果を最大限発揮できるようにする。【構成】 A/Fリーン化条件成立時には、実A/Fが目標A/Fとなるまで噴射量補正係数FAFLを順次リーン化補正して行き(ステップ220〜290)、このリーン化に伴い内燃機関にミスファイヤが発生したか否かを内燃機関の回転変動量△PMから判定し(ステップ300)、ミスファイヤ発生時には、吸気圧変動量△PMが所定値以上か否かによって、ミスファイヤが点火時期の過進角によるものか過遅角によるものかを判定し(ステップ310)、その判定結果に従い点火時期補正係数AAFLを遅角側又は進角側に補正する(ステップ320,330)。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態に応じて基本点火時期,基本燃料供給量及び基本空燃比を算出する基本制御量算出手段と、該基本制御量算出手段の算出結果に基づき内燃機関の点火時期,燃料供給量及び空燃比を制御する制御手段と、を備えた内燃機関の制御装置において、内燃機関の運転状態から、内燃機関を理論空燃比より希薄な燃料混合気にて運転するリーンバーン制御の実行条件が成立したか否かを判断する運転条件判定手段と、該運転条件判定手段にて上記リーンバーン制御の実行条件が成立したと判断されると、燃料混合気を理論空燃比より希薄な目標空燃比に制御するために、上記制御手段が空燃比制御に用いる基本空燃比量をリーン補正する空燃比補正手段と、該補正手段による基本空燃比のリーン補正によって、内燃機関に実際に供給された燃料混合気の空燃比を検出する実空燃比検出手段と、該実空燃比検出手段にて検出された実空燃比と上記目標空燃比とを比較し、上記実空燃比が上記目標空燃比となるまで上記補正手段による基本空燃比のリーン補正量を順次増加させるリーン補正量増量手段と、上記基本空燃比のリーン補正によって燃料混合気の燃焼不良が発生したか否かを判定する燃焼不良判定手段と、該燃焼不良判定手段にて燃料混合気の燃焼不良が判定されると、該燃焼不良が点火時期の過進角によるものか過遅角によるものかを判定する不良原因判定手段と、該不良原因判定手段の判定結果に応じて、上記燃焼不良が点火時期の過進角によるものであれば上記基本点火時期を遅角側に、上記燃焼不良が点火時期の過遅角によるものであれば上記基本点火時期を進角側に補正する点火時期補正手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (4件):
F02D 43/00 301 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 301 ,  F02P 5/15

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