特許
J-GLOBAL ID:200903015245247128

グロメット構造およびその構造を用いた車載機器の取付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183359
公開番号(公開出願番号):特開平10-024725
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】本発明は、据付前、重心位置の変動でずれる突起部材を、据付後、正しい位置に是正して隔壁の開口部に挿入配置させるグロメット構造を提供する。【解決手段】本発明は、クロスデッキメンバ4に組込んでからダッシュパネル1に組付け、車載機器11から突き出たパイプ部材16aをダッシュパネルの開口部18へ挿入させる構造において、パイプ部材にグロメット21を嵌挿し、同グロメットを、周側壁23が開口部の周縁と当接するよう先端がパイプ部材の外周面と接するまで漸次縮径するテーパ形状をなし、周側壁とパイプ部材との間が中空に形成された筒状の本体22と、この本体の内部に周側壁から中心に向かいパイプ部材の外周面と当接するまで突出するリップ24とを有して構成して、開口部に挿入するとき、ずれているパイプ部材を、周壁部と開口部周縁との当接で発生するリップの反力により正規位置に矯正するようにした。
請求項(抜粋):
外方へ突き出る突起部材を有する車載機器が、前記突起部材を車室内から該車室内と車室外とを仕切る隔壁の開口部を通じ車室外へ挿入して車室内側に装着されるとき、前記突起部材と開口部の周縁との間に形成される隙間をシールするグロメットを有し、前記グロメットは、前記突起部材の外周面に嵌挿され、周側壁が前記開口部の周縁と当接するよう挿入方向に向かい先端が前記突起部材の外周面と接するまで漸次縮径するテーパ形状をなし、前記周側壁と前記突起部材との間が中空に形成されてなる筒状のグロメット本体と、このグロメット本体の内部に前記周側壁から中心に向かい先端が前記突起部材の外周面と当接するまで突出するように形成されたリップと、を有してなることを特徴とするグロメット構造。
IPC (4件):
B60H 1/00 102 ,  B60R 16/02 622 ,  F16L 5/02 ,  H01B 17/58
FI (4件):
B60H 1/00 102 R ,  B60R 16/02 622 ,  H01B 17/58 C ,  F16L 5/02 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-015992   出願人:日産自動車株式会社
  • コネクタ付ホース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-296845   出願人:豊田合成株式会社

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