特許
J-GLOBAL ID:200903015247580037

建物屋上設置構造物の接地構造及び接地方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331204
公開番号(公開出願番号):特開平7-192784
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 高構造物への落雷時に、建物への雷サージ電流の侵入を低減可能とする。【構成】 屋上の一個所以上に設置された排気筒2へ避雷導線9を接続し、排気筒2へ落雷の際に避雷導線9を経由して雷サージ電流を大地へ逃がす建物屋上設置構造物の接地構造であって、避雷導線9を原子炉建物1の外壁10の外側へ引き出して外側に避雷導線9と接続する引き下げ導体12を設けるとともに、引き下げ導体12を原子炉建物1の周囲に布設した接地系3に接続し、引き下げ導体12は、雷サージ電流を接地系3へ導き原子炉建物1内へ雷サージ電流の侵入量を減少させ、排気筒2の設置側の外壁10と同等以下のサージインピーダンスを有する。【効果】 建物内部の電位傾度を平坦化でき、設備の誤動作及び損傷等の被害を低減できる。
請求項(抜粋):
屋上の少なくともいずれか一個所に設置された高構造物へ避雷導線を接続し、該高構造物へ落雷の際に前記避雷導線を経由して雷サージ電流を大地へ逃がす建物屋上設置構造物の接地構造において、前記避雷導線を建物の外壁の外側へ引き出して該避雷導線と接続する引き下げ導体を前記外側に設けるとともに、該引き下げ導体を前記建物の周囲に布設した接地系に接続し、前記引き下げ導体は、前記雷サージ電流を前記接地系へ導いて前記建物内へ該雷サージ電流の侵入量を減少させ、前記高構造物の設置側の外壁と同等以下のサージインピーダンスを有することを特徴とする建物屋上設置構造物の接地構造。
IPC (2件):
H01R 4/66 ,  H02H 1/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-043099

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