特許
J-GLOBAL ID:200903015251712827

通信中チャネル切替

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018639
公開番号(公開出願番号):特開平5-218953
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 ゾーン境界で電波が急に届かなくなるような場所でも確実に通話中チャネル切替が可能となる制御方法を実現することを目的とする。【構成】 移動局はゾーン移行を検出すると、チャネル切替要求信号を移行先の基地局に対して送信する。この信号には移動局識別番号を含める。通話中の交換局はこの番号を利用して自局内のチャネル切替か否かを判定し、前者であれば移行先の新基地局を介して移動局にチャネル切替応答を行い、切替完了する。後者であれば、チャネル切替を中止するか、または他の交換局のゾーンへの移行と判断して、新交換局へチャネル切替要求を行う。
請求項(抜粋):
サービスエリアが複数の無線ゾーンから構成され、各々の無線ゾーンに設けられた基地局と移動局は無線回線により接続される移動通信システムにおいて、前記移動局は通信中に基地局からの信号受信レベルが劣化したことを検出すると通信中の第一の無線ゾーンから第二の無線ゾーンに移行したと判定して前記第二の無線ゾーンに対してこの移動局識別番号を含むチャネル切替要求信号を送信し、前記第一の無線ゾーンにあって前記移動局と通信していた第一の基地局は移動局からの信号受信レベルが通話不可能になるまで劣化した時、その劣化した時点から一定時間通信回線を保留するタイマを設定し、前記第二の無線ゾーンに含まれる第二の基地局に接続される交換局は前記チャネル切替要求信号を受信すると、それに含まれる移動局識別番号に基づいて通信管理メモリの内容と照合してこの信号がチャネル切替要求信号であると判定し、前記第一の基地局と接続していた通信回線を前記第二の基地局と接続するように切り替えるとともに、前記タイマの設定を解除させることを特徴とする通信中チャネル切替。

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